八百二十二 歌ふ仏教と阿字観
平成二十八年丙申
三月二十七日(土)
智韻寺讃祷歌詠唱団
十八日に川崎大師の御花奉納式で、智韻寺讃祷歌詠唱団を聴いた。本堂内の放送で「ちおんじ」と紹介があつたので、浄土宗から応援を受けたのかと早とちりしてしまつた。浄土宗の総本山は知恩寺ではなく知恩院だつた。
その美しい合唱を聴き、僧侶も一名含まれてゐて、如法でありがたいことだと思つた。
二十日の正御影供大法要で双盤引声念仏を聴き、この節回しに古来の音楽を感じた。御花奉納式の詠唱団は西洋音楽だから、伝統とどう調和すべきか。私自身結論を出せてゐなかつた。
インターネットで智韻寺を調べると開山が平成二年とあり、これはすごいことだ。最初は松戸のお寺の講だつたが、尼さんの新堀智朝師が作詞、作曲するうちに、本山などから勧められて開山したさうだ。讃祷歌が一つのお寺を開山した。すごいことだ。これなら讃祷歌に大賛成だ。
四月三日(日)
歌ふ勤行と阿字観
毎週水曜は勤行と阿字観があるので一回参加(甲へ)した。讃祷歌をたくさん歌つたが、昨年XX教会でたくさん讃美歌を歌つたので驚かなかつた。長い間、XX教の礼拝には参拝してゐないので、礼拝の最初と終りに一曲づつ歌ふだけだと思つてきたが、途中でもたくさん歌ふことが判つた。そのことがあつたから、勤行の途中で何曲も讃祷歌が出て来ることに、良いことだと思つた。
勤行が終り阿字観も終つたあと、私も詠唱団に入り来年は川崎大師で歌ふかと思つた。ご住職からも練習日を教へて頂いた。しかし家に帰りそのような時間があるかを自問した。六十歳になつたが、すべきことはたくさんある。
まづ六十五歳までは再雇用を続けなくてはいけない。遅く結婚したから二人の子供は大学生だ。シロアリ民進党とニセ労組シロアリ連合の撲滅も必要だ。悪魔の思想唯物論とリベラルの撲滅も急務だ。地球温暖化も停止させなくてはいけない。自然環境の破壊を食い止めなくてはいけない。そのためには世界のすべての宗教と非先進国、アジアの共産主義国の連帯も必要だ。これらを行ふには、勤行と阿字観には今後も参拝し、しかし詠唱団は無理だらう。
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