七百一、1.二酸化炭素が400ppmを突破、今こそ西洋文明の代替を、2.ローマ法王が地球温暖化に言及

平成二十七乙未
五月十日(日) 今こそ西洋文明に反対を
二酸化炭素の濃度が遂に400ppmを超えた。私が中学生くらいのときは330ppmだつた。当時はppmといふ単位は使用しないから0.03%と習った。産業革命の前は280ppmだつた。上昇分120ppmのうち半分は1980年以降である。まづ1980年の化石燃料使用量に戻さう。これなら簡単である。ただし先進国(地球を滅ぼす行為において先に進んでゐる国)は1970年に戻す。非先進国(発展途上国といふ言ひ方はしてはいけない。地球破壊行為の途上であつてはならない)は1990年に戻す。これでも簡単である。

五月十七日(日) 上空でも二酸化炭素上昇
高度10キロの上空でも二酸化炭素濃度が上昇し続けることを気象研究所と国立環境研究所などが発表した。大型旅客機に二酸化炭素の測定装置を搭載し、20年間のデータを集めた。
特に西暦2001年以降の伸び率がそれまでの数年間に比べて約10%高くなった。増加率は化石燃料を使うことによる排出量の変化と一致し、中国やインドなどの成長が背景にあると考えられる。ここで中国やインドはけしからぬと短絡して考へてはいけない。先進国(地球を滅ぼすことに掛けて先へ進む国)は地球全体が同じことをしても持続できる生活をしなくてはいけない。それができないなら地球保全のため西洋文明を一旦破棄すべきだ。

六月四日(木) 影響を受けるのは野生生物だ
毎日新聞の岡山版に次の記事が載つた。
県自然保護センター職員の山田哲弘さん(43)が7年前から、小学生らに呼びかけて岡山市中心部でセミの抜け殻を採集して種類を調べたところ、昨年までに集めた約4200個のうち、南方で生息するクマゼミが95%以上と大多数を占めた。かつて多く見られたアブラゼミは4%にとどまり、山田さんは「衝撃の結果で、温暖化や土壌の乾燥が進み、環境がクマゼミ好みに変化したのでは」と推測する。

地球温暖化で影響を受けるのは野生生物だ。温室ガス排出が緩慢なのは西洋近代文明の前提で対策を立てるからだ。日本で云へば 昭和四十年に戻れば地球温暖化は阻止できる。昭和四十五年大阪で行はれた万国博覧会では「人類の進歩と調和」がテーマだつた。この時点ですでに進歩が過ぎたといふことだ。だから昭和四十年辺りに戻ることは困難ではない。

六月二十日(土) 近代西洋文明前に一旦戻れ
私は二十年前から上座部仏教に出入りするやうになつた。当時転職した今の会社の事業所が横浜にあつた。休みの日に近くの総持寺の日曜参禅会(今は廃止)に参加し、座禅に凝るうちに上座部仏教に軸足を移すやうになつた。その理由は三つあり、それは(1)初期仏教を知る、(2)日本の仏教を明治維新以前に戻す、(3)資本主義登場前の宗教を知る、の三つである。
温暖化による地球滅亡を防ぐため非資本主義勢力が団結し、まづ資本主義以前に戻す必要がある。だから資本主義の矛盾に最強の反対理論を述べたマルクスを始め、仏教・キリスト教・イスラム教・儒教道教神道ヒンズー教で西洋野蛮人の地球破戒思想を撲滅しようといふことを、これまで再三再四述べてきた。以下はCNNからの引用である。
ローマ法王フランシスコは18日、「回勅」と呼ばれる公文書を発表して地球温暖化や環境問題に警鐘を鳴らし、「大胆な文化的革命」の必要性を訴えた。
フランシスコ法王はこの中で、深く考えないままのハイテク崇拝や化石燃料依存、衝動的な消費といった現代社会の側面に言及し、人類による暴挙が地球を限界点へと押しやっていると警告。「最後の審判の日の予言に皮肉や軽視で応じることは、もはやできなくなった」と指摘した。
地球温暖化問題を巡っては、大企業やエネルギー企業、視野の狭い政治家、無関心な個人など社会のあらゆる側面に矛先を向け、「私たちの故郷である地球は、ますます巨大なごみの山のような様相を呈し始めている」と警告した。


キリスト教はもちろん味方である。日本の仏教は明治維新のときに変化し、明治維新は西洋資本主義の影響下で発生したことだから、つまり資本主義の多大な影響を受けた。その前の宗教を知るといふ意味で上座部仏教を学んだが、本来カトリックも選択範囲内だつた。その法王が地教温暖化に言及した意義は大きい。(完)


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