四百四十九、毎日新聞の「えらぼーと」で試した各党親和率


平成25年
七月十三日(土)「えらぼーとの結果」
毎日新聞のホームページに「えらぼーと」といふものがある。二十六問に回答すると各政党の一致度を表示するといふ仕掛けである。早速試してみた。当ホームページは宗教問題をしばしば取り上げるため、宗教政党は除外した。すべての宗教は連帯すべきで無用な対立を避けるためである。大地は鈴木氏の立ち上げた政党として貴重だがよく判らないので論評を遠慮させて頂いた。英語に特別の地位を与へることは絶対に反対なので、党名に英語の入る党は論評を拒否した。
最初の予想だと、みどり・生活が高く、みんな・共産・自民がそれに次ぎ、維新・社民は一時的に低く、シロアリは最低だらうと思つた。
実際はみんなが高く、社民・みどり・生活・維新・自民が次ぎ、共産が低く、シロアリは最低だつた。
政党名予想一致度
みどりの風46
生活の党43
みんなの党55
自民38
共産32
社民一時的に低48
維新の会一時的に低40
シロアリ民主8

この結果について明日以降考察をしたいと思ふ。私は安倍首相の日本を取り戻すといふ政策には大賛成である。実現するための道筋も考へて行きたい。

七月十四日(日)「押しても駄目なら引いてみな」
「押しても駄目なら引いてみな」といふ諺がある。自民党の長期政権があまりに長く続いたために既得権派が拡大し過ぎた。だから国民は民主党に期待したのに、嘘をつかれたために今では解党寸前になつた。
次に国民が期待するのは自民党である。特に日本を取り戻すといふところに期待が集まる。取り戻すといふからには既得権派を切り捨ててくれるだらう。国民はさう期待する。そのために憲法改正が必要なら大賛成である。かつて自民党をぶつ壊すと云つた小泉氏に支持が集まつたのと同じである。
勿論良い方向に改正されるとは限らない。そのために野党は努力すべきだ。それなのに護憲、護憲と繰り返すだけの既得権政党と偏向意見東京パンフレツト(自称東京新聞)には困つたものである。私は社民党には投票しないが、社民党の一致度はみんなの党に次いで高い。消費税など他の質問が影響したのだらう。多くの国民も同じ考へであらう。社民党が左翼崩れ(別名サヨク)を捨てて国民政党に戻るなら、私は手遅れだと思ふが票が戻る可能性はある。

七月十五日(月)「左翼崩れはどこが悪いか」
かつてベトナム戦争が行はれてゐたときは、国の独立こそ第一といふホーチミンの主張を多くの人が支持した。米ソ冷戦の中でソ連は民族解放を掲げ、これにも多くの人が賛成した。私が左翼と呼ぶのはこの当時の民族解放運動のことである。
ところがソ連が崩壊するや、アメリカこそ民主主義の最先端だと短絡して考へる人や、丸山真男ばりに日本のものは何でも悪くて西洋のものは何でも正しいといふ間違つた考への人が出て来た。社会を捨てて唯物論だけを残してしまつた。これを私は左翼崩れと呼ぶ。サヨクといふ呼び方もある。
実際に投票するときは予想に沿ふと思ふ。つまり「みどりの風」「生活の党」「みんなの党」あたりに投票することになるが、これらの政党は左翼崩れ度が低いためである。

七月十六日(火)「自民党」
生活の党、維新の会、自民党の一致度はほぼ同じである。自民党がこれまでよくなかつたところは既得権派を拡大したころで、それは前政権のシロアリ民主党も同じである。ハコモノ建設や業界ぐるみ選挙は自民党のほうがひどかつたといふ異論も出ようが、あれは長期政権の歪みである。
今回自民党が新しいことを始めたことで国民の期待が集まつた。だから私の一致度も生活の党や維新の会とほぼ同じなのだらう。

七月十九日(金)「シロアリ民主党を撲滅しよう」
最初の回答は一致率を計算する仕組みを知らないで回答した。念のため仕組みを知つた後に二回回答してみたが、社民が48から53に上がり共産が32から41に上がりみどりの風が46から43に下がるなど多少の変化があるだけで大勢には影響がなかつた。シロアリ民主は最低のままだつた。
選挙で嘘をつく人間は失格である。国民は選挙の公約で投票するのだから。菅と野田は本当に悪質な連中である。シロアリ民主党は撲滅すべきだ。労組のふりをしたシロアリ連合も解散すべきだ。「えらぼーと」で改めてそのことがよく判つた。(完)


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