三千二百八十八(朗詠のうた)最新の歌論文学論(実行の美万葉集と古今集、「ヶ」の使用)
丙午(西洋地球破壊人歴2026)年
八月十四日(金)
万葉集に於ける実行の美は、言霊の美と、太古の歌集が持つ美だ。それに対し古今集の美は、勅撰集による堕落が起きる前の美だ。
ここで「太古の歌集が持つ美」とは、昔の風俗や言葉の違ひの美。勅撰集による堕落とは、選歌される事を目標に歌を作れば、不純になる。古今集の歌は、その前に作ったから堕落を免れた。尤も、選者による偏向が、美を妨げることは、あるだらう。

八月十五日(土)
半濁音の「が」を「ヶ」と表記することにした。最初は、放送局で用ゐる「か゜」を考へた。しかしこれは、古来からの用法に反する。次にŋガを考へた。これは、更に古来からに反する。
AIに訊くと、最初は
「が」の鼻濁音([ŋa])を「か゚」のように半濁点(゜)で表すことはありますが、「ヶ」で表すことはありません。「ヶ(ケ)」は、主に「箇」の略字(漢字)や、小さな「ヶ(ゖ)」として特定の仮名・助数詞などに使われる文字です。

と回答してきた。そこで再質問し
昔の書き方であるのでは

おっしゃる通り、昔の書き方(歴史的な表記)として、「が」という音を「ヶ」で書き表す習慣は確かに存在します。ただし、これは言葉の「発音(鼻濁音など)」を表すために生まれたルールではなく、文字の成り立ちと省略の歴史から生まれた書き方です。
漢字の「箇」や「个」
昔は物の数を数えるとき、「箇」(カ・コ)という漢字を使っていました。この「箇」の竹かんむりの片側や、異体字である「个」を崩したものが、カタカナの「ケ」に似ていたため、「ヶ」という符号として定着しました。
「の」を意味する助詞に変化
古文や昔の日本語では、接続の「が」が現代の「の」と同じ意味で使われていました(例:「我が国」「君が代」)。やがて、地名などで「〜にある〜」を指す際、「ヶ(箇)」が使用され、「が」の代わりに使われるようになりました。
現代に残る「昔の書き方」の例
この昔の書き方は、現代でも地名や固有名詞にそのまま残っています。
市ヶ谷(いちがや)
関ケ原(せきがはら)
茅ヶ崎(ちがさき)
八ヶ岳(やつがたけ)

ここで、「个」は中国の略字ではないかと思ひ
个は日本の漢字か

「个」は、日本だけで作られた漢字(国字)ではなく、古代中国から存在する由緒正しい漢字です。日本ではあまり見かけませんが、実は現代の中国(簡体字)や、日本の文字の歴史の中で非常に重要な役割を持っています。
1. 「个」の正体本来の意味: 竹の葉が垂れ下がっている形からできた象形文字です。
中国での使われ方: 現代の中国(北京語など)では、もっとも頻繁に使われる量詞(〜個、〜つ、〜人)です。「一個」を「一个」、「三個」を「三个」と書きます。
2. 日本における「个」の歴史
日本にも大昔に中国から伝わってきました。「箇」や「個」の代わりに使われた昔の日本でも、数を数える「箇」や「個」の略字(手書きでサッと書くための文字)として広く使われていました。「一ヶ月」や「市ヶ谷」の「ヶ」は、この「个」という漢字を崩しました。

我ヶ国のヶと書くことを守りつつ 鼻から抜ける美しき音を護るため 新た旅立ち

反歌  我ヶ国に昔からある書き方に戻し使ひてヶの音を保つ(終)

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