三千十一(うた)ノーモア沖縄戦・えひめの会のちらし
乙巳(西洋地球破壊人歴2025)年
十一月二十三日(日)
半月ほど前に南浦和駅前で、袋に入ったビラを一人で配布する方がゐた。敬意を持ちながら受け取ると、その中にノーモア沖縄戦・えひめの会のちらしがあった。2024年6月第2版、とある8ページの小冊子である。
いま政府は、「中国の脅威」を理由に、(中略)奄美・沖縄を中心に中国への軍事態勢を急ピッチで構築しています。
 (赤字は原文どほり)
で始まる。少し先には
今の中国には日本を攻撃してくる理由は全くなく、(中略)逆に、日米が中国への攻撃・戦争態勢を構築しているのが現実であり(以下略)
 (これも、赤字は原文どほり)
この次は灰色の枠内に、ナチス最高幹部ゲーリングの
もちろん、国民は戦争を望みませんよ。(国民を戦争に参加させるには)国民に向かって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けているし、国を危険にさらしていると非難すればよいのです。このやり方はどんな国でも有効ですよ。(ゲーリング/ナチス最高幹部)

3ページ先には、米国防省戦略文書が、同じく灰色の枠内に
ソ連崩壊後の国際社会において、アメリカに対抗できる能力をもつ大国が出現することを許さない。(中略)(米国防総省戦略文書(以下略)」

ノーモア沖縄戦・えひめの会の名を初めて知った。ビラの配り方から旧社会党系かな(共産党は数人で配る)と検索すると逆に、日本共産党の「しんぶん赤旗」で、記事が見つかった。
戦争準備阻止 全国で
市民が連帯

と云ふ題で、前文は
戦争準備を止めるため全国で連帯を―。自公政権の下で、九州・沖縄を中心とした「軍事要塞(ようさい)化」が進む中、全国の市民が連帯して「全国ネットワーク」をつくって対抗する動きが生まれています。

本文に入り
「新たな戦争体制づくりが全国に広がっている。沖縄・西日本で軍事拠点化が進む地域の人たちがつながることで、戦争を止めたい」―。そう決意を語るのは、発起人である「ノーモア沖縄戦 えひめの会」運営委員の高井弘之さんです。
きっかけは2023年11月に那覇市で開かれた沖縄県民平和大集会です。このとき連帯集会も開き、全国から100人以上が参加し、大分や京都の弾薬庫新設計画など各地の現状を共有。「有事になれば標的になるのは沖縄だけではない。全国の問題だ」「各地の運動がバラバラでは止められない」という共通認識が生まれ、ネットワークづくりが動きだしました。

頼もしき平和運動貴重にて 連合傘下の大労組一歩間違へ偽善運動

反歌  大労組現状維持が本心に拝米反中政権とらず
政権を取るとぼろが出る。(終)

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