二千九百九十五(うた)(モリカケ桜フジ河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト裏安、三百五十三)高市は独りで戦争をしろ、国民を巻き込むな
乙巳(西洋地球破壊人歴2025)年
十一月十五日(土)
日刊ゲンダイのホームページに
「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得
が載った。
高市首相の国会答弁が無用な軋轢を引き起こしている。集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」をめぐり、台湾有事に言及したものだから、中国が激怒。それにキレた与党が同じ土俵に上がって中国外交官の国外追放を言い出し、対立は日増しにエスカレートしている。
本文に入り
「台湾有事は日本有事」が持論の高市首相は、(中略)衆院予算委員会で「戦艦を使って、武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」と明言。(中略)週が明けた10日の衆院予算委で、高市首相は「最悪のケースを想定した答弁だった」「特定のケースを想定したことをこの場で明言することは慎む」と釈明したものの、後の祭り。中国外務省の副報道局長は同日の定例会見で「中国の内政への乱暴な干渉であり、『一つの中国』原則などに対する重大な違反だ」と猛反発。すると、自民が大騒ぎ。11日に外交部会などが急遽集まって「中国が問題解決に向けた努力をしない場合、総領事へのペルソナ・ノン・グラータ（好ましからざる人物）も含む対応を求める」とする非難決議をまとめ、政府に提出。
高市は一人で戦争をすべきで、国民を巻き込むのは止めてもらひたい。「高市は独りで戦争をしろ、国民を巻き込むな」。これは受ける。野党は、どんどんこの標語を使はう。

十一月十六日(日)
元外交官の美根慶樹氏（平和外交研究所代表）はこう言う。
「確かに、大阪総領事の投稿内容は常軌を逸していますが、(中略)勢いで国外退去処分にすれば、(中略)在中国の日本外交官も追い出される羽目になるでしょう。日中首脳会談で『戦略的互恵関係』の推進を確認して2週間足らず。高市首相にしてみれば、個人的信念が口をついたのかもしれませんが、(中略)口が滑ったでは済みません。撤回を拒んだ以上、事態の複雑化は避けられないのではないか」
そらみたことか、という展開。自業自得のオトシマエをどうつけるのか。
そらを見ず空虚を目指すあの女無意味発言自くびを閉める
自くびとは、高市の首であって、自民の首ではないことを願ひたい。

十一月十七日(月)
中日スポーツのホームページに
「威勢のよさだけで発言してしまう高市政権」 橋下徹氏、『存立危機事態』めぐる高市早苗首相の“超弱点”指摘… 「さてどう対応する？」
が載った。
(前略)橋下徹氏が１４日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。(中略)橋下氏は「中国に非常に勇ましかった高市政権とその大応援団は、さてどう対応する？　これが威勢のよさだけで発言してしまう高市政権の超弱点」と記した。
続けて「中国の声など無視して靖国参拝すればいいと言い続けてきた高市政権とその大応援団。存立危機事態概念に関する認識は、超内政問題」とし、「高市さんとその大応援団の持論では、中国に徹底対抗でしょ？　でもそんなことはできないのが日本外交の現実」とつづった。
その前のポストでも「『汚い首を斬ってやる』と常識外の発言を行った中国外交官に対して、ペルソナノングラータも発動できない高市政権」「高市政権の最大の懸念点は、この無責任な強硬派を意識しすぎて、戦略なき威勢のよさを出してしまうこと。日本の国力も考えずに、存立危機事態発言をやってしまったことが典型。(以下略)」などと一連の対応を批判的に記述した。
高市内閣は、近衛内閣とそのときの陸相東條にそっくりだ。

十一月十八日(火)
日本は在中国日本大使館が、現地に滞在する日本人に安全確保に努めるよう呼びかけた。中国は自国民に対し日本への、旅行自粛と、留学の慎重な検討を、治安を理由に要請した。高市の不注意な発言から、とんだことになった。
中立の立場に近いがこの問題と関係がある、香港とマカオはどうだらうか。読売新聞のホームページには
香港・マカオ両政府、日本での安全警戒強化呼びかけ…マカオ当局「中国人が襲撃される事件増加」
が載った。
マカオ政府観光局は１５日の発表で、警戒強化について「中国外務省が日本への渡航を控えるよう注意喚起したことに対応した」と説明した。根拠を示さないまま、「日本で中国人が襲撃される事件が増加傾向にあるため」と主張している。この措置を受け、マカオ航空は１７日、日本路線の航空券については、無料での変更や払い戻しに応じると発表した。
１５日に警戒強化を発表した香港政府保安局は中国の渡航自粛要請には触れず、７月に東京で中国人２人が負傷する襲撃事件があったことやクマによる人身被害が多発していると説明した。
読売新聞の報道は、やや反中かな。マカオは根拠を示さないが、香港は示してゐる。(終)

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