二千九百七十五(朗詠のうた、普通のうた)メモ書き歌(秋深く、文学論、次の世代へ、尾久、足尾、六宗、熊、西洋野蛮、街路ごと)
乙巳(西洋地球破壊人歴2025)年
十月三十日(木)
寒くなり衣洗ひて干す手には寒さ痛さに秋は少なし
次は物語(世間で云ふ小説)について
居ざる人 頭に作り心を入れ動く話すを物語 亡くなるまでを看る務めあり

反歌  物語り話を筆に書く勿れ心と人の関はりその場
次は子規に対し
歌詠みは定義を捏造する勿れ破調と写生微妙な心理

その逆もある。
浪漫派は歌風を捏造する勿れ話し言葉と過剰な心理

次は
親二人子も二人にて終はり無き世を引き継ぎて次の世代へ

次はカシオペア廃止に
尾久からは客車滅亡つまらなし興味失ひ秋は深まる


十月三十一日(金)
西によるなそ歳まではあとみ月かな 数へにはなそあまり一つあとふた月に
次は
日光の旅の案内もらひ見て 渡良瀬渓谷鉄道の足尾駅から中善寺 国道あるもバスは六便

反歌  足尾町日光市へと合併し市営のバスは千二百円
同じ市内だが、市の中心部まで千百五十円。

十一月一日(土)
唐土の十三宗と秋津洲六宗含め学ぶ寺 派閥私欲と異なる組織
反歌  密教の現世利益が学び寺派閥私欲へ変化をしたか
信徒の現世利益に応じるうちに、宗派が現世利益を求めるやうになったか。五十年くらい前に「僧は俗より出でて俗より俗し」を読んだことがある。
人たちが熊に恐怖を与へぬと 人里へ来て街中へ 体の大きさ誰をも襲ふ

反歌  動物は動く物から逃げるほか襲ふことあり草食にても
「動物は」を最初、「獣たち」とした。それより「動く物」と反復の縁語にした。
小生は猟銃が嫌ひだが、社会の役に立ってきた。長く続くものには意味がある。
温暖化今すぐ止めよ 自然界食料不足繁殖や生存自体危ぶむは 野生生物そして人類

反歌  西洋の野蛮行為を止めさせて守れ地球と野生生物
反歌  西洋は奴隷貿易植民地地球破壊でつひに滅ぶか

十一月二日(日)
都内には集合住宅高騰が 埼玉にても伝はりて一戸だてにも値上がりが 区画すべてが近頃目立つ
反歌  街路ごと数年前に売り出すを見るとすべてが三ナンバーに
街路ごと売り出して高級感を出す方法を、よく見かける。或る街路は、すべての家が3ナンバーだ。街路内の競争は、気にしないのがよい。それぞれ生活様式が異なる。(終)

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