二千八百四十五(うた)報道を読んで(脳が違ふ、サイコパス)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
七月十一日(金)
ナゾロジーといふホームページに
薬物に手を出す子ども実は最初から「脳」が違っていたと判明

が載った。
アメリカ(中略)で行われた研究によって、薬物に手を伸ばす子どもの脳は、薬物を使い始める前からある種の特殊性を備えていることが示されました。
(中略)衝動を抑える役割を持つ前頭前野の一部が薄くなっている一方、好奇心や刺激を求める傾向に関わる脳領域の体積が大きいという「ブレーキが弱く、アクセルが強い」という特徴が明らかになりました。
本研究は「薬物摂取➔脳が変わる」という従来の常識とは逆の「脳が変っている➔薬物摂取をしやすい」という逆因果を示す初めての大規模研究になります。

この記事には反対だ。それは脳が変ってゐる人として、世襲政治屋でお友だち依怙贔屓をしたり、自殺者が出ても首相に居座ったり、自殺者が出ても相手の女を立候補させて批判されたら取り消したり、とたくさんゐる。しかし彼らが薬物を使った話は聞かない。
つまり、脳が変はってゐても、ほとんどの人は薬物を使はない。そもそも脳は、一人ひとり違ふ。
身長と体重胸囲は皆違ふ脳と心も全員違ふ 傾向はある


七月十三日(日)
ABEMA TIMESに
政治家など有名人なのに…人はなぜウソをつく?罪悪感が減る脳のメカニズムとは?精神科医が解説「ウソをつく人は自分のことも騙している」

が載った。
「人間の脳は、ウソをつくと本来であれば罪悪感が生まれる。恐怖、緊張、感情的な反応など人間の感情を司っている脳の部分である扁桃体という部分が、最初ウソをつくときには働く。しかし、だんだんウソをついていると扁桃体も慣れてきてしまうので、罪悪感を感じにくくなってくる。なので、ウソをつけばつくほど、よりウソつきになっていく」
政治家など、人に見られる職業の人もウソをつくのはなぜか。
「例えば、政治家は選挙があるので自分をよく見せないといけない。(中略)自分が得をするため、自分が損をしないためにもウソをつかなければいけない場合がある。(以下略)

或いは、産経新聞のホームページに載った
不正、捏造、うそつき、犯罪… 最新脳科学が明かすその正体 『サイコパス』中野信子著

は九年前だ。
外見はクールで魅力的。会話やプレゼンも抜群に面白い。しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造(ねつぞう)が露見しても、自分が被害者であるかのようにふるまう。(中略)こうした人々の相当数は、じつは「サイコパス」である可能性が高いと考えられる。(中略)近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになってきた。脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことが分かってきたのである。

そして
経営者、政治家、弁護士(中略)など、大胆な決断をしなければならない職業の人にサイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もある。

サイコパスは前にも取り上げたことがあり、
心理学者の内藤誼人さんは「サイコパスの特性のうち、恐怖を感じにくく、支配性が高い、大胆さがある、という特性を持つ大統領は民衆から高い評価を受けることがわかっている。(中略)ビジネスの世界においても、カリスマ的で、魅力的で、コミュニケーション能力が高い、という評価を受けていることが多い。この結果は組織の序列にも当てはまり、上の階層になればなるほど、サイコパス度が高くなっている」

気をつけよ嘘をつく人共感が欠けてゐる人 政治屋と実業界の上層部 比率高きは被害も多し

反歌  税金と善良人を食ひ物に嘘をつく人国民の敵
反歌  自殺者が出ても首相を続けたり相手知らずと記者会見に(終)

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