二千七百九(朗詠のうた)昭和町無軌条電車跡、音無公園、王子稲荷、名主の滝
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
四月七日(月)
本日は、戸山無軌条電車営業所昭和町派出所跡、音無公園、王子稲荷、名主の滝を廻った。昭和町派出所跡は、予め調べて明治通り側が公園でその奥が区民センターになった筈だが、行ってみると公園が無くなり工事現場だ。横へ周ると水道管工事だ。工事が終はったあと、公園に戻るのか、水道施設になるのか不明だ。

  
右が公園跡で今は水道工事、左は区民センター     音無川親水公園入口                 音無川親水公園の中間地点

次に音無親水公園へ行った。ここは風情のある公園だ。単に広いだけの飛鳥山公園とは、大違ひである。(上の写真)
次に王子稲荷へ行った。ここは霊域感のある神社だ。境内に本殿のほかに、本宮、三つの末社がある。霊験あらたかは確実だ。平日は幼稚園が開園中なので、横の坂から入る。ここの石垣に、寄付者名が空白の石が幾つかある。今からでも寄付すると、名は後世まで賞讃される。
王子稲荷が勝れるのは、氏子を持たないのに神社本庁には所属する。氏子を持つと、NHKやJRなど独占企業と同じ感覚になり、霊験は無くなる。落語「王子の狐」の舞台は、ここ王子稲荷だ。

  
王子稲荷本殿                    王子稲荷本宮                     王子稲荷一番奥の末社

 
王子稲荷中間の末社二つ                王子稲荷一番奥を近くから

名主の滝は名所だ。園内は鳥の啼き声が響く。飛鳥山が悪い理由は、震災避難を兼ねたのかだだっ広いだけだ。そしてもう一つ、鳥の啼き声がしない。昆虫もゐないのだらう。

 
名主公園                       樹木の野鳥。渡り鳥も休む

王子には 一つ位は王子稲荷名主の滝が二並ぶ 三(み)つの位は川沿ひの音無しの道 四(よ)つ位飛鳥の山は碑と崖の下側残りは違ふ
反歌  飛鳥山広いのみにはわびとさび含まれずして虫や鳥無し
王子へ行ったら、飛鳥山や王子神社は後回しにして、王子稲荷と名主の滝へ行く。帰りに音無親水公園を見る。更に余裕があれば、飛鳥山を見てもよい。(終)

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