二千五百三十九(うた)四食続けてコメ以外
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十一月二日(土)
コメの値上がりがひどいので、抗議のために四食続けてコメ以外を食べた。まづ昼食用に、パン一斤を買った。妻がジャムを買ったのでちょうどよい。
本日は、妻が仕事で帰りが夜の八時くらいになる。夕食は、母とパンを食べた。小生が作るお吸ひ物は、野菜がいっぱい入る。
おかずとして、鳥肉ハンバーグを半分づつと、お魚ソーセージをハンバーグの汁に浸けて食べた。これは初めての試みだが正解だった。お魚ソーセージは、タンパク質のほかに、カルシウムとDHAなどを含み、健康に良い。ところが味が無いため、母は最期まで残す。お魚ソーセージは体によいよ、と三回くらい催促すると、母のお皿から消える。
だから母にお魚ソーセージを出すのは控へめになってゐたが、本日は新しい試みで鶏肉ハンバーグと組みにした。これは正解だった。催促なしに、全部食べてくれた。
我が作る食事は健康そのものも 味を気にせず作るため 残さぬやうに工夫を要す
反歌  塩味は美味しくなるも健康を考へるとき薄味がよい
もう一組作った。
五観の偈正に良薬事とする形枯(ぎょうこ)療(りょう)ずる為なりと 唱へてみても母に分からず

反歌   五観の偈唱へるよりは味を変へ母が自ら食べる味付け
五観の偈は、唐の時代に南山律宗の僧が作ったものを、宋の時代に分かりやすく修正された。と云っても、現代の日本人から見ると分かりにくいが。
一、功の多少を計り彼の来処(らいしょ)を量(はか)る。
二、己が徳行の全欠を忖(はか)って供に応ず。
三、心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
四、正に良薬を事とするは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。
五、成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。


十一月三日(日)
今朝は、残りのパンを食べた。六枚切を昨日の昼は小生のみで二枚、夕食と今日の朝食は母が半分と小生が一枚半。昼は蕎麦にした。
普段は、朝食と夕食を妻が作るからかうは行かない。昨日妻が仕事で遅くなるのと、休日は妻が朝食を食べないので、小生が作る。そのため四食続いた。かう云ふことは、年に一回か二回であらう。
朝型は健康に良い諺に三文の得 電灯が無い時代より今に伝はる

反歌  休日も我が朝型は食事取り妻の夜型朝食を抜く(終)

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