二千三百五十四(うた)報道を読んで(小池茶番劇、新幹線、生活道路)
甲辰(西洋未開人歴2024)年
五月二十九日(水)
小池が都知事選に立候補するやう要請する文書に、都内62区市町村のうち52の長が名を連ねた。ずいぶん醜悪な話だ。この話を逆手に取り、小池を批判するとよい。
自民党東京都連の会長は、萩生田が居座ったままだ。萩生田は、補選で小池が推した五常識不満足男を自民党支持にしようとして、失敗した過去がある。萩生田がどう関はったのか、野党とマスコミは調べたほうがいい。
どんぐりこ小池にはまりさあ大変 立候補への要請は普通選挙の妨害行為

反歌  首長たち小池の顔を伺ふか本人小池落選させよう
反歌  どんぐりを背くらべするとクズばかり首長を辞めて首吊り似合ふ

五月三十日(木)
FBCのホームページに
ハピライン鯖江駅ついに観光案内所も撤退へ 新幹線開業後さびれる一方 がらんとした駅に

が載った。
鯖江駅にある、観光の拠点となる案内所と眼鏡の販売店が今年9月末で営業を終了することが29日にわかりました。
(中略)
新幹線開業に伴って特急が廃止になるなどして駅構内からコンビニエンスストアが1月に撤退し、利用客の要望を受けて市は新たな事業者を募って、年度内の営業再開を目指す考えです。

新たな事業者が決まらないうちに、案内所とめがね店が撤退した。鯖江は眼鏡の町で有名だ。
新幹線開業に伴うコンビニエンスストア撤退は武生駅も同じ。構内には現在パンなどの自動販売機が置かれていますが、店舗の営業を望む声は後を絶ちません。」
(中略)
けさは朝食代わりに立ち食いそば店でおにぎりを購入する人の姿も見られました。
越前市では引き続き売店の誘致に向けて働きかけを続ける方針です。

武生は、新幹線の越前たけふ駅が町から外れた所に出来たが、一般の市民には恩恵がない。新幹線は、東京などからの観光客と長期では事業所を誘致する代はりに、市民生活を犠牲にする。前者の正と後者の負と、どちらの数値が高いかは、上越新幹線の燕三条駅を見て分かった。負だ。上越新幹線は、在来線の第三セクター化はしなかった。それでも燕三条駅は栄えてゐない。
山形新幹線や秋田新幹線のやうに、在来線を活かす方法が一番よい。東北新幹線の当初計画は、盛岡青森間がミニ新幹線だった。北陸新幹線は、軽井沢から長野がミニ新幹線だった。
全規格新幹線は一将が功なりのちに 万骨が枯れてふるさとよいことは無し

反歌  上越の燕三条一将も枯れて万骨目立たず枯れる
燕三条駅の寂れは目立つ。在来線のたくさんの駅が目立たないで寂れた。
FBCのホームページにはもう一つ
新幹線の越前たけふ駅と市内各地を結ぶシャトルバスは利用低調 採算ベースにのらず

が載った。
北陸新幹線の開業にあわせて(中略)越前市が運行を始めたシャトルバスは、新幹線の越前たけふ駅と、市内のホテルやハピラインの武生駅を500円で結び、1日に18便運行しています。市によりますと(中略)1日あたり29.5人と、当初の目標だった採算ベースの40人を下回っているほか、1便あたりの平均では1.6人にとどまっています。

新幹線は、市民が数年に一回利用するだけで、生活とは無関係。新幹線の駅は要らないから、JR西日本は基金を作って第三セクターに無償提供してくれ、のほうが良かったかな。駅を作る分と消費電力の増大分くらいは出すだらう。それでもJR西日本は
維持費-(福井越前たけふ間の増収分)
が浮く。

五月三十一日(金)
NHKのホームページに
道幅狭い「生活道路」 法定速度を一律 時速30キロに引き下げへ

が載った。
歩行者が日常的に利用し、道幅も狭いいわゆる「生活道路」では、(中略)速度規制の標識や標示がある場所を除き、ほかの道路と同じ、原則、時速60キロとされています。
生活道路にスピードを緩めず進入する車による交通事故が依然、各地で発生している一方、標識を設置するなどの対策には財政上の負担も伴うことから、警察庁は生活道路の法定速度を、一律で時速30キロまで引き下げる方針を固めました。

これは当然だ。今まで放置されてきたことが不思議だ。
田舎道 狭き道でも速走る車が稀にある故に 速度規制が必要となる

反歌  観光地狭き道でも速走る車概ね地元ナンバー(終)

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