二千百八十四(うた)閲覧注意メモ書き歌(練馬で仕事、今年もあと僅か、司馬遼太郎、小説)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十二月十三日(水)
環八を若木隧道抜けてすぐ 練馬北町車庫で下車 田柄川跡緑道を歩きまもなく今日の仕事場

反歌  以前には常盤台行きバス使ひ上板橋経て三たび往復
環八経由も、これで三たびに。昭和四十年過ぎまで、中央線のトンネルは「笹子隧道」などと「隧道」が用ゐられた。読み方は「ずいどう」だが、この漢字に「トンネル」とルビを振る小説を一度目にした記憶がある。そこで今回は、この語を使ってみた。
西洋の暦で残り十八の日のみ今年は 暑すぎや急に冷へたりまた暑く 体不調に長い一年

反歌  一時期は心不調に気が付くも体戻りて心も戻る
反歌  年齢が上がるに連れて心身が不調は徐々にこれ避けがたし
今年の夏とその後の気候急変化で、一時心身不調になったが、まもなく治った。それとは別に、一年毎に心身の調子が落ちてくる。これは仕方がない。
遼太郎 歴史研究ルポライター小説作家 それぞれと少し異なり 維新前戻りてみると物語り書き

反歌  遼太郎筆の力に引き込まれすべて史実と思ふべからず
反歌  遼太郎人の心の内側は本人以外書くこと出来ず
司馬遼太郎の文章を読むと、歴史家かルポライターかと思ってしまふ。しかし小説家であり、しかもこれらすべてと少し異なる。遼太郎が空海や最澄の内心を描く場面がある。しかし内心は本人以外書けない。
練馬区は 新宿または池袋 西武東武と都営にて行くが普通も バスにより行く方法も選択肢にて

反歌  練馬区は石神井城北大泉光が丘と豊島園あり
先頭の長歌と反歌もさうだが、練馬区はバスで横移動する方法もある。反歌は大きな公園一覧。
十二月 四日旅して一月は行かない筈が迷ひ出す 二月以降の行き先を思ひ一月行かないことに

反歌  ジパングは東海道の新幹線豊橋よりも手前のみにて
十二月に四連続で日帰りの旅に出た。だから来月は行かないが、行きたくなって来る。しかし二月以降に行く場所を確保するため、一月は止めるべきだ。
環八の経由は三たび 帰りのみ一度目の道再びと 川越街道やや長く歩いてみつつ 一度目偲ぶ

反歌  五ヶ月の前に歩いた道にても最初の経路なつかしくあり
今回で三度目だが、初めての時は心配もあり、今歩くと懐かしい。(終)

追記十二月十四日(木)
司馬遼太郎の「空海の風景 下巻」を読んだ。上巻は待ち人数二人でまだ来ないのは、NHKの放送が影響したかな。下巻を読み終へて次を思った。
小説は明治に西の真似につき 日本に合はずその訳は 長きを以ちて標準とする

反歌  物語これにも長き物あれど短きを以ち標準とする
反歌  小説は作者の収入出版社売り上げ絡み長くなるのみ
物語は短い物が標準で、平家物語のやうに長い物もある。小説は長い物が標準で、短い物は短編小説と呼ばれる。
直木賞芥川賞意味は無し 二つに分ける事出来ず 優れるまたは劣るのか これにつきても読む人に依る


追記一月十一日(木)
上巻は七日に借りた。和歌史の二冊と同時だった為それらを優先し、本日読み始めたが頁読みから転読(頁をぱらぱらめくるだけ)になり10分で終了した。

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