二千百八十(うた)旅行外伝(大人の休日倶楽部パス旅行は今回で終はりに)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十二月七日(木)
今回は、二つの旅行が影響し合ふ現象が発生した。富士見へは、片道は特急、片道は北陸新幹線と小海線を使ふ計画を立てた。全車指定席の在来線特急は使ひたく無いのだが、時間の関係で片道だけ使ふことにした。
下田へは、往復を特急にすると滞在時間が二十五分だけだ。そこで、往路を早く発車する普通電車にした。そのため、指定席券が一枚余る。そこで先程の富士見行きを、往復とも在来線特急に変更した。そして実際に旅行をすると往復とも特急は快適だ。そこで下田行きも、往復とも在来線特急にした。
旅二つ互ひに相手を変化させ往き帰りとも座席指定に

しかし滞在時間に影響が現れた。富士見は時間が余り、茅野へも寄ったがまだ余る。一時間早く戻って、新宿駅付近を散策した。下田は、特急に乗るまで時間が余るので横浜駅付近を散策した。そして下田は二十五分しか時間が無かった。
下田のペルーや黒船展示には苦情を書いたが(横浜、下田)、もう一つ苦情がある。観光客向けの、地酒を装った高い酒しか販売してゐない。茅野と宇都宮が良かっただけに、余計に目立った。

これまで大人の休日倶楽部パスを使って、日帰り四回旅行を何回もしてきた。そして良寛所縁の六ケ所(出雲崎、寺泊、国上、地蔵堂、与板、和島)、左千夫記念館、赤彦記念館、塩尻短歌館なども一通り見終はった。これを最後に、日帰り四回旅行は終了としたい。
別の理由に、疲れ過ぎる。大人の休日倶楽部パスは往路と復路で二日、宿泊先で二日間の小移動。これが普通だ。小生みたいに母がデイサービスから戻る時刻に合はせて(妻はフルタイムのため)、四回とも遠距離(一回または二回は、午前に仕事が入る為、それほど遠くへは行かないが)だと疲れる。今回は、かなり肩が凝った。乗車時間が長い為だ。
日帰りが四回信濃越後へと 半日掛けて宇都宮 横浜伊豆を一日で 休日パスはこれで終はりに

反歌  ジパングへ戻り次から一日の一人旅にて心長生き
大人の休日倶楽部パスの期間は混むやうになった。かつてコロナ禍で、列車は空いてゐた。空いた列車でゆったり旅をするには、ジパングで好きな日にちを選ぶのがよい。
それとは別に感じたことは、往路の新幹線は車内でパソコンを使ふ人が多くなった。いづれもゆっくり弱くキーボードを押すので、うるさくは無かった。もし早く強くキーボードを叩いたら、隣の席でうるさいだらう。JR各社は、パソコンはゆっくり弱く押すか、ビジネス席利用を注意すべきだ。それとは別に、旅行は空いた列車を空いた時期に乗る。それにはジパング倶楽部で、こだま号に乗るのがよい。

あづさ号は車内販売があるので、踊り子号もあると思ったら無かった。あづさ号は、大月までが混む。富士急行へ乗り入れる列車も後方に三両連結するが、満員なので前方の松本行きに乗るやうだ。松本行きは観光とその他が半部づつ、富士急行乗り入れ車両はほぼすべてが観光か。
一方の踊り子号は、ほぼすべてが観光客だ。それなのに車内販売が無い。(終)

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