二千百六十三(和語優勢のうた)報道を読んで(元環境少女、LGBT、新潟地下街)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十一月十四日(火)
グレタさんが演説中にマイクを奪はれる事件が起きた。東スポのホームページによると
元〝環境少女〟グレタさんがステージ上であわや襲撃 マイク奪われるも余裕の笑顔

の記事で
グレタさんが11日、オランダ・アムステルダム史上最大規模の気候変動抗議活動に参加した。数万人の観客を前にステージでマイクを握った。
(中略)どこからともなく男がステージ上に現れ、(中略)グレタさんからマイクを奪って「政治的見解のためではなく、気候変動に関するデモのためにここに来た」と述べた。観客からブーイングが起きた。
グレタさんは逮捕されたり、警察に拘束されたり、何度も修羅場をくぐってきただけに、あわや襲撃という場面にも余裕の笑顔。スタッフに取り押さえられた男からマイクを奪い返し、「落ち着け。落ち着け。占領された土地に気候正義はない!」と叫んだ。(以下略)
アムステルダムでのデモ行進には7万人以上が参加し、オランダ史上最大規模の気候変動抗議デモになったという。

今回この記事に目が行ったのは、「元〝環境少女〟」の部分だ。環境少女では無くなったのかと記事を読み「グレタ・トゥーンベリさん(20)」で安心した。それなら「〝環境〟元〝少女〟」が正解かな。

十一月十五日(水)
女性風呂に侵入した男が逮捕された。犯人は
心が女なので、なぜ女子風呂に入ってはいけないのか

と云ってゐるさうだ。身体的特徴は重要だ。こんなことはLGBT法の審議のときに判ってゐた筈だが。旧安倍派は、稲田を除名にしたほうがいい。自民党を除名でもよい。
戸籍や住民票は、身体的性別を記す。さうしないと、社会を破壊する。
昔から決まりのことを覆す 地球壊すと引き換への 滅びる前の狂ふ人たち

反歌  鳥けもの虫など滅ぶ前のとき値大きく上がり下がりを
四十年くらい前に読んだ記事で、虫だったと思ふがその種が滅びる前に、左右の羽根の長さの差が、正になったり負になったり大きく変動したさうだ。もし片方が長くなったなら遺伝子が偏っただけだが、正になったり負になったりするなら近親交配のせいだらう。
LGBTの人たちを人権で保護すべきだが、それを口実に社会を上下させようとする人たちを見ると、いよいよ人類は終はりかな、と思ふ。

十一月十五日(水)その二
新潟の駅前通りを2Km進んだところに、地下道の商店街がある。名称は知らなかったが、雪の降る季節には便利だ。ところが、この商店街を解散するさうだ。BSN(新潟放送)のホームページによると
『西堀ローサ』の歩み 筆頭株主・新潟市がテコ入れを繰り返すも…商業施設としての再生はもはや厳しいか

の見出しで
1976年に開業して以来、(中略)西堀ローサにはアパレルショップなどが立ち並び、流行の最先端として若者らの人気を集めました。
ところが、郊外型の大型店の台頭や万代地区の開発に押されてテナントの撤退が続き、徐々にその賑わいは失われていきます。
さらに、2010年・新潟大和閉店、2016年・ラフォーレ原宿新潟閉店、2020年・新潟三越閉店…と、古町の賑わいづくりを担った店が相次いで閉店。
西堀ローサも大きな打撃を受け、ピーク時の1990年代初頭には50億円に上ったテナント売り上げ高は、近年は1億2000万円ほどにまで落ち込んでいます。

それに対し
2009年に、新潟市は1億7000万円かけて観光案内所や健康相談所をオープン。2010年には5億4000万円の予算を計上して、エレベーターやエスカレーターを設置する“バリアフリー化”にも取り組みました。
さらに2011年には、イベントスペースや新たなテナントの整備のために1億2000万円の維持費を投入するなど、これまでに何度も新潟市は再生に向けた支援を講じ、そのたびに希望の光が差し込みますが、かつての賑わいを取り戻すには至りませんでした。

2010年前後に集中し、それ以降は手を加へなかった。新潟市の中心は西堀ローサのある古町の辺りだったが、駅周辺が開発され2Kmの距離と途中の信濃川が影響した。更に郊外店が影響した。
新潟に地下商ひの街がある 寂れた街に見えないが 売り上げが減り閉じるに向かふ

反歌  古町は気に入りの街地上地下地下閉じる店増え廃れるか(終)

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