二千六十(普通のうた、和語のうた)1.幻となった二つの旅行案、2.新たな旅行案
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
八月四日(金)
大人の休日倶楽部パスが、本来の11月30日からの他に、えきねっと限定で9月4日からが発売されることになった。四日間有効だが、既に一日は仕事が入ってゐるのでこの日は午後から宇都宮でライトレールに乗る。それ以外の三日は(1)分水、(2)与板、(3)山形までの途中で二度目の宇都宮、と決めた。宇都宮が二回なのは、平日と休日で違ひを見るためだ。
ところが、この間の仕事を一日分引き受けてしまった。半日を二日にして(3)を中止し、この半日は高崎市の土屋文明文学館に行かうと考へた。ところが、午後から文学館は難しい。その理由は、前橋駅から二時間に一本しかバスが無い。母が帰宅するのに間に合はない。
ここで分水とは、国上山ではなく、駅西側の分水町市街だ。今は燕市に合併したものの、よい街並みだったと思ふ。与板は、塩之入峠の入口辺りまで行ってみたい。しかし以上の理由により、次回以降に回すことになった。
八月五日(土)
休日倶楽部パスではなく、普通の休日倶楽部機能で、別々の日に前橋と宇都宮へ行くには、どちらも100Kmに少し掛ける。そこで奇策を考へた。一日で両方廻るのだ。時間も足りる。
欠点は、せっかくだからゆっくりと見たい。あと、前橋から宇都宮まで、両毛線に時間が掛かり過ぎる。この案は、あっけなく廃案となった。
両毛線 かつて準急わたらせが 四年後急行昇格し 二年後電化電車化し 十七年後静かに消える
反歌
準急の急行化そして特急化または廃止の陰に都市化が
八月五日(土)
前橋と宇都宮へ、別々の日に行くことにした。前橋は少し先の伊勢崎まで、宇都宮は少し先の氏家まで行く。これで、土屋文明文学館、前橋市内、宇都宮ライトレール、氏家をそれぞれゆったり見ることかできる。
草枕旅はゆるやかまづ学び 心落ち着き頭には衰へ知らず 街をよく知る
反歌
行く前によく調べるは衰へを防ぎ旅でも衰へ防ぐ(終)
追記八月十日(木)
土屋文明文学館は、九月四日から十九日まで臨時休館になる。小生は既に大人の休日倶楽部パスを購入したが、別の場所へ行くことにした。
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