千九百五十八(うた) 1.報道を読んで(ホッキョクグマの死、稲盛和夫さんの「敬天愛人」)、2.NHK批判(大河は8回途中で切った、醜い日本語を使ふな)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
三月三日(金)
報道を読んで感じたことを、記してゆきたい。まづはYouTubeに載ったHTB北海道ニュースの動画
2本足で立つ姿が人気 ホッキョクグマ「ミルク」死ぬ ペアのオスとけんか なぜ? 釧路市動物園

が載った。園長補佐が
「飼育担当者含め職員はみんな突然のことで驚いて落胆している」

と発言したが、これは不適切だ。一番驚いて落胆したのは釧路市民だ。そして、訪れたことのある周辺市町村の入園者だし、更には報道で知った全国の国民だ。尤も、十秒足らずの発言映像だから不適切だったのであって、長時間の発言の中なら全く問題はない。
悪いのは、編集してYouTubeに載せたHTB北海道ニュースだ。
職員が落胆するは内輪の話 来園者市民が真の落胆者では


三月四日(土)
NHK大河ドラマは、本日(再放送のため、本放送は2月26日)の第八回途中で切った。前からあったのだが、本筋とは関係なく、しかも登場人物の性格や人間関係を考へない筋書き(例へば、瀬名が駿府に取り残されたとき、今川氏真を短刀で刺さうとした)がある。今回はそれが目立った。
歩き巫女の千代が陰謀役や寝返り工作訳まで行ふのはその典型だが、家康を罠にはめて自身が重傷を負った家臣を家康が見舞ふところで、スヰッチを切った。

三月四日(土)
今回の特集へ「2.NHK批判」を入れる前に、「報道を読んで」のホッキョクグマの次は、これにしようと思った報道があった。日にちが過ぎたから駄目だと思ひながら検索したところ、うまく検索出来た。それはニューズウィーク日本語版に載った。
これだけは絶対にやってはいけない 稲盛和夫が断言した「成功しない人」に共通するたった1つのこと

この中で、記事を執筆した人は
シリコンバレーはその自由さの反面、経営者も社員も私利私欲で動いている人が多いのも事実だ。起業する前に勤めていたベンチャー企業で私はそれを目の当たりにした。

稲盛さんは
「絶対に損得勘定で判断するな」ということだ。(中略)私はこの4文字で経営してきました」と稲盛さんをして言わしめた「敬天愛人」である。(中略)「人には愛情を注ぐ。けれども判断をする時は、天がOKを出してくれる、天が喜んでくれる判断をせよ」という意味だ。

この正反対に、私利私欲になった経営者がゐた。この人も「会社を株式公開することは、天が与へた使命と思ってゐる」と天を口にした。しかし途中で株式公開を諦めてしまひ、それから経営がめちゃくちゃになった。
経営者稲盛さんは信頼できる 或る男軽天愛私敬私敬欲


三月十日(金)
NHKのホームページに
原発処理水 迫る海洋放出 方法は?対策は?現地を訪ねた

が載った。問題なのは
ALPSでは取り除けない放射性物質がある。「トリチウム」、日本語で三重水素と呼ばれる水素の仲間で、(以下略)

どこが問題かといへば、日本語で三重水素だから、トリチウムは日本語ではない。そんなものを使ってはいけない。NHKは言語障害か。例へば
東京電力の計画では、海水で薄めてトリチウムの濃度を国の基準の40分の1となる1リットルあたり1500ベクレル未満まで下げるとしている。

小生は放射線取扱主任だから、トリチウムなんて当然分かる。だが醜い日本語は嫌ひだ。

三月十一日(土)
ドラマは、小さな話が集まって大きな話になり、大きな話が集まって劇全体になる。人間関係も、登場人物の性格から言動が形成され、言動が集まって人間関係になる。
ところが「どうする家康」は、小さな話を集めると矛盾だらけになる。巫女がなぜ寺の住職に気に入られたのか。そんな女がなぜ吉良を誘惑するのか。そして信玄の密偵をやるのか。
人間関係も同じだ。本多正信は寺の軍師になり、寺と家康が和議の後は家康に寺の潰し方を授けて去る。性格がめちゃくちゃだ。「どうする家康」は、人間は性格が無いとする先入観があるやうだ。
どうするNHK。脚本を変へるか、大河ドラマを廃止するか。それともNHKを廃止して民放にするか。緊急放送のみ請け負へば可能だ。
我が国にテレビが出来て七十年に ごみが増えNHKはそろそろ不用
(終)

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