千九百八(和語のうた) 閲覧注意一年を振り返って(今年の旅行)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
十二月三十一日(日)
今年一年間の旅行を振り返ると、一月は大人の休日倶楽部パス東日本で、(一日目)軽井沢、(二日目)ガーラ湯沢、新潟(會津八一記念館)、(三日目)旭、成東(伊藤左千夫記念館)、(四日目)新庄に行った。母が夕方デイサービスから戻るため、すべて日帰りである。
二月は、新規の仕事が六ヶ所ありあっと云ふ間だった。それ以外も理由があり、家族にコロナ患者が出て一週間自宅待機になり、近距離用眼鏡を落とし、勤務したマンションで煙感知器騒ぎと、別のマンションでセキュリティ騒ぎと、更に別のマンションでは警察を巻き込む騒ぎがあり、光陰矢の如しだった。
警察を巻き込む騒ぎとは、フロント(マンション管理人の上司)から宅配ボックスを開けるやう指示を出すから、そのときは鍵を解除して指示した番号を設定してくれと云はれ、解除の方法を教はった。一回目は何事もなく設定した。事件は二回目にフロントから指示があり、終了後に別の人が現れて別の指示を追加したため発生したのだが、これ以降は警察が事件性ありと判断すれば捜査し、事件性無しと判断したならば終了させただらう。小生には分からない。
三月は、浅草、上野、両国、目黒と目新しい場所で勤務したため、物見遊山の気分で(そんなに気楽なのか?)あっと云ふ間に終った。
四月は大人の休日倶楽部パス東日本で、(一日目)塩尻の広丘(短歌館)、下諏訪(赤彦記念館)、(二日目)出雲崎(良寛記念館、良寛堂)、(三日目)塩尻宿、和田(空穂記念館)、(四日目)国上山、分水(良寛資料館)に行った。
五月は千住、大塚、北池袋、尾久と目新しく、また北池袋引き継ぎの帰りに東京国際展示場へ見に行った。西浦和の最終があり、北新宿の最終は前月三十日だった。
六月は大人の休日倶楽部パス東日本で(一日目)小島谷(良寛の里美術館、良寛の里わしま)、(二日目)善光寺、浅間温泉、(三日目)作並、愛子、(四日目)成東(左千夫記念館の二回目、左千夫公園)、鶴見へ行った。
六月下旬から暑かったため、七月はどこも行かなかった。七月に一旦涼しくなり、逆に体が重くなった。或いは、今思へば新型コロナの後遺症か。我が家は家族が新型コロナに罹ったが、小生は罹ってはゐない。しかし体内では影響があったのかも知れない。
八月は、都営交通一日乗車券で左千夫関係(晩年転居跡、城東高校歌碑、左千夫の墓、牧場兼自宅跡)を廻った。別の日に都電一日乗車券で三ノ輪橋思ひ出館、早稲田の新宿区立甘泉園公園へ行った。
九月は堀切の現場に行き仕事終了後に、一日目は菖蒲園、二日目は柴又へ行った。
十月は荒川区の現場のあと、お墓参り、根岸谷中近辺探索をした。十一月は、委託会社創立式年パーティーで品川プリンスホテルアネックスへ行った。ジパング倶楽部で豊橋、浜松、静岡にも行った。都電で會津八一記念博物館にも行った。十二月は、ジパング倶楽部の機能で静岡へ行った。常盤台近くの現場まで、バスで往復もした。荒川遊園に行った。
一(ひと)年(とせ)を振り返り見て 水無月を除き楽しい旅に出る 草枕だが日帰りの旅

(反歌) 出羽信濃越後上総と陸奥(みちのく)は日帰り母が戻るに遅れず
これらとは別に、大人の休日倶楽部ジパングの会員更新は十一月のため、昨年十一月二十三日に、ジパング機能を使って熱海、小田原、新横浜へ行った。十二月には、(一日目)安中榛名、(二日目)白石蔵王、上毛高原、(三日目)御宿、勝浦、安房鴨川、(四日目)新潟へ行った。
趣味は楽しむのがよい。毎月行くぞ七月は行かなかった、と考へると、趣味ではなく義務になってしまふ。最近、七十歳を過ぎたら趣味を楽しもうと考へる人が多いが、七十歳を過ぎると健康を害してて趣味どころではなくなると云ふ記事を読んだ。
それも正しいが、七十歳を過ぎたら趣味だと考へると、七十歳以降が義務になってしまふ。それよりは小生みたいに、行きたいときに行くのがよい。仕事も義務ではなく、楽しみながらやるのがよい。(終)

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