千七百七十一(和語のうた) 作並、愛子(あやし)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
六月二十九日(水)
三日目は、次の二案がある。
1.鳴子温泉
2.作並温泉
まづ全席指定の「はやぶさ」で仙台まで行った。新幹線改札を何事もなく出たのに、外側の改札でエラーが起きた。これ以降、有人改札しか通れなくなった。
古川に停車する次の新幹線は、座席指定が自動発券機でできず、みどりの窓口で発券してもらはうとしたら、間に合はなかった。そこで第二案に変更した。
仙山線は愛子(あやし)駅まで都市型だ。ここから先は、本数が少ない上に快速で作並、山寺にしか止まらないものが多い。
作並は、昭和二十九年の交流電化試験の碑がある。無人駅だが、無人改札横に切符売り場を兼ねた観光案内所と休憩の椅子がある。室内は木造ニス塗りで立派だ。
作並温泉へはバスが出たばかりで、一時間以上待ち時間がある。歩くと一時間なので、途中のこけし歓迎像まで往復した。
愛子駅で下車した。秋保温泉へのバスは本数が少ないことを確認し、次の電車で仙台に戻った。
早く帰りたいので、全席指定新幹線をみどりの窓口で取って戻った。混雑するので通路側と言はれ、それは構はなかった。ここで三つの案がある。
1.午後一時過ぎに家に着くので、帰宅後に昼食を食べる。余裕があれば再度出発し、鶴見に行く。
2.このまま東京まで乗り、鶴見で駅前のそば屋がまだ営業してゐるか調べ、昼食を食べる。
3.大宮で昼食を食べ、帰宅する。
第二案は昼食が一時半と遅くなることと、そば屋がやってなかったら、別の店を探さないといけない。そこで第一案を実行し、酷暑なので鶴見に行くことは中止した。大宮の新幹線改札を出るときに、切符のエラーは直った。駅を出るときも大丈夫になった。
帰宅の後に、インターネットで作並温泉付近の景色を調べると、ビルのやうな大きなホテルが四つほど並ぶだけだ。温泉街を期待すると、様子がまったく異なる。
作並は宿が幾つかあるのみの小さないで湯今に繋がる

秋保温泉についても景色を調べた。宿が十五近くある。しかし点在するので繁華街ではない。路面電車が一台展示してある。
秋保の湯宿はあちこちあるもののまとまらずして賑はひは無し
(終)

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