千七百五十五(歌)(モリカケ河桜藪黒二百十八の二) 細田の駄発言、堕発言(その四)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
六月九日(木)
日刊ゲンダイのホームページに
衆院議長不信任案“否決”でも…くすぶる「細田リスク」に自公は戦々恐々

が載った。
細田衆院議長に対する不信任決議案が8日夕方にも提出される。7日立憲民主党の馬淵国対委員長が野党に呼び掛け、提出方針を説明。共産党、社民党は同調する意向を示しているが、“最大ゆ党”の日本維新の会と“ほぼ与党”の国民民主党は消極的だ。

ここは良い方法がある。与党と他の野党へ賛成調整中を理由に、一旦取り下げる。このこと自体異例だから目立つ。調整中を強調することが重要だ。細田が引き延ばすのだから、野党も引き延ばし戦術で対抗しよう。
与党にも賛成できる条件を訊いて回る。消極的な野党にも訊いて回る。もし提出に至らなかったときも、各党の反応を公表して参議院選に突入する。これで細田不信任反対各党は大敗する。

六月十日(金)
国会は儀式ではない。否決が確実なものを提出してはいけない。否決された以上、これを有効に活用するとよい。細田はこんなことを週刊誌に書かれ、一切説明しません。議長不信任案を提出し、与党の皆さんも賛成するだらうと思ったら、何と否決してしまひました。
こんな演説をするぞと大々的に触れ回る。それによって与党内に反細田層を形成させる。もし十分な反細田層ができないときは、本当に細田問題を前面に出す。そこまで先を見越さないと駄目だ。
野党側人気無いのは路線での相違ではなく能力不足


六月十一日(土)
TBSのホームページに
細田衆院議長に新疑惑 衆院選で…金銭受け取った市議「ポスター貼り7000円」【news23】

が載った。
JNNの取材に2人の地元議員は、金銭を受け取ったことを認めました。
金銭を受け取った(中略)松江市議
「幹事長ですから、ポスター貼りを自らやった。1枚200円だから35枚だったと思います。(受け取ったのは)7000円か」
(中略)
細田議長が乗る「選挙カー」を先導した議員は…
(中略)
「先導が終わって先導車を返して、その日は一応、選挙運動が終わったということで、今度はポスター貼りを」
市議は、こう主張しますが専門家は、公職選挙法に違反すると指摘します。
神戸学院大学法学部 上脇博之 教授
「選挙運動をする人と報酬をもらって単純な機械的な仕事をする人は完全に分離しないといけない。選挙運動をするならポスターは無償でやらないといけない」

報道は後半で
相次ぐ疑惑に自民党内からも「参議院選挙後には細田議長は辞めざるを得ない」との声が出始めています。
記者
「疑惑を持たれたままでいいのか?」
「はっきりしないと政治不信を招くが?」
「終わりよければ全て良しか?」
細田議長は、記者の質問には答えませんでした。

細田は、終はり悪ければ全て悪し、で議員を終はりさうだ。

六月十二日(日)
記者たちの質問を無視した件について、SmartFLASHのホームページに
四面楚歌の細田衆院議長、本会議後に記者団にらみつけ…沈黙ににじむ苦しい胸中

が載った。
「9日に不信任案が否決された後、細田氏は終始、不機嫌な様子で本会議場をあとにしました。現場に居合わせた記者からは辛辣な問いかけが相次ぎましたが、細田氏はこれを完全に無視。
セクハラをリークした報道陣に苦々しい思いを抱いているのか、記者たちをにらみつけた後、一言も発することなくその場を去っていきました」(政治部記者)

野党とマスコミと、与党の非安倍派は、細田攻撃をどんどん続けよう。

六月十三日(月)
産経新聞のホームページに
不信任決議を否決 細田氏は恥を知り猛省を

が載った。細田にとり、反省とは議長を辞めることだ。猛省とは議員も辞めることだ。

六月十四日(火)
安倍がモリカケ河桜藪黒を起こしたときに、細田は出身派閥の長としてこれを諫めなければいけなかった。爺の役目だ。それをせず、ご褒美に衆議院議長になった。そして慢心から、百万円罰当らぬ発言を起こし、セクハラまで表に出た。
かうなってみると細田が諫めなかったのは、安倍の歓心を得る為ではなく、自身も同じ体質だった。このままでは、終はり悪ければ全て悪しになってしまふ。唯一の名誉回復の方法は、派閥内のことを公表することだ。

六月十五日(水)
野党は参議院選挙で、旧細田派(現、安倍派)の候補に勝つ方法が突然現れた。この機会を有効活用しよう。自民党内で、一つの派閥が大きいので、モリカケ河桜藪黒が起きた。旧細田派を正常に戻すことは、自民党の為にもなる。
安倍の派はふりさけ見れば大き過ぎ傲慢ばかり目立つ派閥に


六月十六日(木)
日刊ゲンダイのホームページに
自民“未成年飲酒パパ活”議員への辞職圧力で…居座る細田衆院議長への甘さが際立つ皮肉

が載った。
自民党内が大混乱だ。「週刊ポスト」に18歳の女子大生との“未成年飲酒パパ活”疑惑が報じられて離党した(市名略)衆院議員に対し、「離党では生ぬるい」と党幹部から辞職圧力が高まっている。

記事はそのあと
松野官房長官も13日の会見で「国民から疑惑を持たれるようなことがあった場合は自ら説明すべきだ」と突き放した。

同感だ。同じことを細田にも言ってほしい。記事も後半で
自民党執行部が懸念しているのは来月の参院選への影響だ。一刻も早く吉川氏を辞めさせて幕引きしたいのだが、「国民から疑惑を持たれるようなことがあった」のは、吉川氏だけではない。「週刊文春」にセクハラ疑惑などを報じられた細田衆院議長も同じではないのか。


六月十六日(木)
題の括弧内を(モリカケ河桜藪黒)に変更した。今回だけ変更するとメニューが不ぞろひになるので、千七百五十五の一も合はせた。
安倍派の人たちは、(モリカケ河桜藪黒)が会長でいいのか。細田が前会長でいいのか。参議院選挙で、野党はここを攻めよう。次の衆議院選挙でも、ここを攻めよう。(終)

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