千六百八十七(歌)(モリカケ桜疑獄二百十三のニ) 公明党問題
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
ニ月十日(木)
公明党のやってゐることは、自民党への脅迫だ。脅迫されたときに、静観してはいけない。軟化することはないからだ。自民党は公明党の大臣を辞任させ、代はりに副大臣を二人増やす提案をしたらどうか。
或いは、国土交通大臣から担当大臣に変へる辺りで妥協してもよい。次の参議院選挙は立民党が駄目だから、自民党は独り立ちする良い機会だ。併せて維新の会、国民民主党と定期協議の場を設けるとよい。
日本の議会政治を正常に戻すには、いづれ公明党との連立を解消すべきだ。激戦区でそのことを前面に出せば、自民党候補は圧勝する。

ニ月十一日(金)
小泉さんの自民党と、鳩山さんの民主党が圧勝したのは、既得権に対抗したからだ。自民党は、公明党と云ふ既得権と対抗することで、人気が出る。
公明党だって、過去の革新系知事市長を推薦し、社公民(社会党右派、公明党、民社党)共闘を行なった時代に戻るほうが、XX会員の受けはよい。公明党は、XX会の世代交代を食ひ潰して議席を維持してゐることに気付くべきだ。
将来の戦略こそが大切だ目先の議席諸行無常だ

自民党は、参院選の前に内閣改造をするとよい。公明党が辞表を拒否したときは、罷免すると小泉さんみたいにますます人気が出るだらう。

ニ月十三日(日)
デイリー新潮のホームページに
公の場に最後に現れたのは12年前…「布教隊長X」XX会名誉会長の平和提言を今さら載せる新聞社の見識

が載った。前文は
朝日、読売、毎日、産経の4紙は1月26日の朝刊で、「XX会の布教隊長X会長(94)が平和提言を発表する」という記事を掲載した。

本文はまづ朝日新聞を引用し
《XX会の布教隊長X名誉会長は26日に「平和提言」を発表する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染症対策を含めた国際協力を強化するルールを早期に制定することなどを呼びかけている》
見出しは「XX会・布教隊長X氏、提言へ」。第3社会面に掲載された。(中略)毎年恒例の記事と言っていい。

これに対し
大手新聞社の幹部からは「かなり違和感がある」という声はあがっている。担当記者が言う。
「XX会は、それなりに影響力を持つ宗教団体です。とはいえ、ローマ法王ならいざ知らず、布教隊長X名誉会長の提言を全国紙が一斉に掲載するというのは、そもそもどうかと思います。加えて、名誉会長の健康状態が疑問視されているにもかかわらず、朝日新聞などは『布教隊長X名誉会長は』と、彼を主語にして記事を書いています。これはおかしいと言わざるを得ません」

デイリー新潮は昨年
布教隊長X氏が最後に公の場に現れたのは(中略)2010年の11月

と掲載した。
「もし本当に布教隊長X名誉会長が主体的に平和提言を発表したのなら、そっちのほうが大ニュースです。要するに各新聞社は、XX会や公明党と様々な関係があり、全てを飲み込んで記事を掲載しているわけです」(同・記者)

これでは八百長だ。布教隊長Xさんを主語にしたのなら捏造だ。

ニ月十四日(月)
奈良仏法は戒律を保ち、この戒律は南伝から北伝まですべてにほぼ共通だった。比叡山を開山した伝教大師は、大乗戒を設けることで、従来の戒律を廃止した。これは大乗戒を保てば従来の戒律を保てると判断してのことだった。
最初は大乗戒が機能したものの、そのうち機能しなくなり僧兵や信長の焼き討ちに至った。
僧Xは、自分の代か、その次か更に次辺りの布教完成を目指したから、布教のあるところに戒律は無くても大丈夫だった。
XX会も同じで、昭和四十五年までは大丈夫だったが、その後は既得権化した。XX会はそのことを踏まえて、今こそ公明党を各党に分散させる好機だ。

ニ月十五日(火)
XX会は、社会に貢献すべきだ。XX会だけではない。すべての団体は、社会に貢献すべきだ。XX会の場合は、インドと中国の中を取り持つことを、前に提案した。
日本の仏道を信じる者で、釈尊のインドと、南都六宗・天台・真言・禅宗を日本に伝へた中国が共栄することを、願はない者はゐない。
ところが政党を持つと、選挙を気にするので、社会に貢献できなくなる。今こそXX会員の議員を各党に分散させるべきだ。
世の中がありてすべての団体は存在できて活動できる

XX会と発展的分散前の公明党が、モリカケ桜広藪を解決するため反安倍になり社会に貢献するなら、大歓迎だ。

ニ月十六日(水)
時事通信のホームページによると
前回自民党で兵庫選挙区の公明党候補のてこ入れに動いたのは、XX会に太いパイプがある菅義偉前首相(当時は官房長官)だ。(中略)兵庫での支援の見返りに、学会が広島選挙区で河井案里氏を支援する「バーター」を確認したとされる。

公明党は、河井案里なんかを支援したことを恥じるべきだ。それなのに
公明党にとって、これまでの参院選にはなかった不安材料が今回はある。遠山清彦元財務副大臣と太田昌孝元衆院議員の渋谷朗・元政策秘書の事件だ。

そして
遠山元副大臣は公明党のホープと言われ、(中略)しかし、昨年1月、緊急事態宣言下に東京・銀座の高級クラブに深夜に滞在していたことが週刊文春の報道で発覚。(中略)自民党と連立を組んだのは1999年10月。当時、幹部の一人は「ゴルフをすることすら、選挙で応援してくれる学会員さんに言うのがはばかられる」と漏らしたほどだ。
それから20年以上が経過したが、ほとんどの学会員に「銀座のクラブ」は縁のない店だろう。

さて
東京地検特捜部が遠山元副大臣らを略式起訴にはせず、公判が開かれる在宅起訴としたのは、事案の悪質性を考慮してのことだ。逮捕しなかったのは容疑を認めたからとみられる。今後は公判で、遠山元副大臣らの「貸金業」の実態が明らかになり、参院選を控えた公明党にはその都度、ダメージとなるだろう。


ニ月十七日(木)
昭和四十(1965)年前後に入会した会員層は、布教隊長Xファンが多かった。布教隊長Xさんが布教行動隊長だった時代はそれでよかったが、昭和四十五年に布教を停止した。その影響は四十七年辺りから現れる。この当時は前三後一(獅子が獲物に飛び掛かる前に一歩下がる)だとか、中国共産党を真似して長征が始まっただとか云って繋いだが、組織はどんどん堕落する。
昭和四十九年の創共協定は、堕落を防ぐ良い方法だった。これは副会長野崎さんが窓口になり、布教隊長Xさんが進めたものだった。ところが上層部は布教隊長Xファンのふりをしてきただけだった。創共協定をひっくり返してしまった。
そんなことをした理由は、公明党があったからだ。なければ上層部も反対はしなかった。副会長福島さんはそれまで人気があり「次期会長では」と思った人も多かったが「布教隊長X先生は詩人ですから、騙されやすい。我々周りがしっかりしないといけない」と聖教新聞で発言した。
公明党があったため、XX会そのものを堕落させてしまった。

ニ月十八日(金)
日経新聞のホームページによると
自民・公明幹部が会食 選挙協力で溝

と云ふ記事で
自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長は16日、都内の日本料理店で会食した。国会外で会食するのは2021年10月の岸田文雄政権発足後初めて。来週も都内で会合する。夏の参院選の選挙協力で溝が生じていた。

よい方法がある。公明党は、自民党と合併するとよい。自民党山口派は、反安倍になってもらひたい。今まで自民党と連立を組んできたのだから、まづ全員が自民党に行く。
時間の経過とともに、旧自民党羽田派みたいに分離する人たちも出るだらう。このときこそ、戸田城聖さんの願ひが完成する。
戸田さんはすべての党に会員の議員が出るを構想とした
(終)

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