千六百六十七(歌) お正月の話題(おせち料理、門松、自動車飾り、世代間差)
辛丑(2021)西暦元日後
閏月二日(日)(2022.1.2)
我が家のおせち料理は、二日目の昼食で無くなった。昨日の昼に、下の子が大量に自分の部屋に持って行き食べたことも一因だ。妻が云ふには、下の子はおせち料理が嫌ひだった、一万五千円なのにもう無くなった、来年は量の多いものにしないと。
今年は、京都山科の料亭のものだ。全国ネットだから、その料亭ではなく工場で製造したのだらう。早く無くなった理由に、昔ながらのおせち料理とは異なった。
昔からのものは、伊達巻き、田作り、黒豆、数の子、きんぴらごぼう、かまぼこ、栗きんとん、鯛、エビ、紅白なます、里芋、蓮根や人参、筑前煮
今年は赤字のものが無かった。それ以外も、味が現代風だった。
三が日 おせち料理は 新しい 年を祝ひて 幸せを 祈る心で だが今は 個々の料理が かなり異なる

(反歌) お雑煮と お屠蘇は今も 変はらずに 続く習ひで 息災願ふ

閏月二日(日)その二
昨日気付いたことがある。玄関に門松を飾らない家が多い。我が家は小さいながら、松飾りがある。
浦和に引っ越す前は商店街だったので、竹を玄関の屋根まで左右に立てて、上で左右を結んだ。つまり神様を迎へる門だった。竹の下部には、松で囲んだ。
松竹を 立てては祝ふ 門ごとに 懐かし唱歌 絶滅の危機

自動車も、昔は飾りを付けたのに、今はほとんど付けなくなった。これについて、最近読んだ記事によると、飾りを取ったあと神社に持って行くのが面倒なので、廃れたさうだ。
取った後は、役割の終へた神仏具だ。普通のゴミとして捨てて構はない。或いは、一旦飾りの前で合掌し、捨てて構はない。

閏月三日(月)
昔は、一月一日にほとんど車が走らなかった。国道十七号中山道は、遠くまで車一台走らなかった。ここで十七号中山道と書いたのは、十七号新大宮バイパスがあるからだ。二日も極めて少なかった。
今は、一日でも普段の日曜日と変はらない。その原因に、一日から営業を始める店が多い。今年は逆に、一日は閉店するスーパーの話題が載った。
一日に営業を最初に始めたのは、セブンイレブンだ。確か山本五十六の正月特別番組とともに、一日から営業を始めた。当時は斬新だったので、特別番組を見終はるとともにセブンイレブンで何か買った。今から四十年近く前の話だ。
それから十年ほどの間に、多くの店が一日から、或いは二日から開店するやうになった。今年は逆に、一日は休む店が話題になった。
あと大きく変はったものに、正月の特別番組が無くなった。世代間の差が大きいためだ。
近年は パソコンスマホ パケットが 普及したので 個人間 世代間での 双方に 差が大きくて 共通が無い

(反歌) 世代の差 マッカーサーの 洗脳が 原因ならば 亡国となる 欧米かぶれ(終)

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