千六百十三(和語の歌) 最近の報道を読んで(永久凍土融解、頭の悪い人は『信者』になりたがる、大豆)
辛丑(2021)
八月二十九日(日)永久凍土融解でついに村ごと移転開始
ナショナル ジオグラフィック日本版に
永久凍土融解でついに村ごと移転開始、アラスカ

が載った。
米国のアラスカ州では2019年10月、ニュートック村の住民がついに、新しい町への移住を開始した。(中略)ニュートックの人口は約380人。ベーリング海からほど近いニングリック川沿いにある先住民族ユピックの村だ。永久凍土の融解と浸食が原因で洪水のリスクが高まり、家の周りの地盤の沈下や崩壊も生じている。ごみの埋め立て地は押し流され、燃料貯蔵タンクは危険なほど傾き、崩壊の恐れがある一部の住居はすでに取り壊された。

地球温暖化防止は、最優先課題だ。そのために移民国は(1)移民を停止させ、(2)まとまって住み、(3)場合によっては伝統国がそれぞれ引き取り先住民と野生生物の保護区に戻す、までやらなくては駄目だ。
空(そら)の気(いき) 熱くなるのを 防ぐのは この世に生きる 我々の 為ではなくて 今日の後 産まれ育ちて 老いて死ぬ 生きとし生ける 獣(けだもの)と 虫鳥魚 蛇蛙 すべての為に 人の務めだ


八月三十日(月)頭の悪い人は『信者』になりたがる
週刊ダイヤモンドのホームページに、頭の悪い人は『信者』になりたがる、と云ふ記事が載った。これは100%同感だ。信者とは宗教だけではなく、誰かの言ひなりになる人のことだ。100%正しいことを云ふ人はゐない。
さて、日本はアメリカ信者、西洋信者が多くないか。

八月三十一日(火)「食べれば食べるほどがんを予防できる」世界の長寿地域で定番化している"ある食材"
プレジデントのホームページに
「食べれば食べるほどがんを予防できる」世界の長寿地域で定番化している"ある食材"

が載った。
調査では、大豆をよく食べる地域では一様に血圧、コレステロール値が低く、心臓病、心臓死が少ないという結果が出ました。さらには肥満も少ないのです。

その理由は
大豆は「畑の肉」と言われるように、実に30%が植物性たんぱく質です。(中略)たんぱく質の質は「アミノ酸スコア」といって、食品に含まれる必須アミノ酸のバランスで見ることができます。大豆のアミノ酸スコアは牛肉・豚肉などの肉類、アジ、サケなどの魚と同じ100です。
植物性のたんぱく質はトウモロコシ、そば、バナナなどにも含まれていますが、肉や魚などの動物性たんぱくに比べると、劣る場合が多い(以下略)

かつて米と大豆のたんぱく質に不足する必須アミノ酸が補完関係にあると云はれたが、今では大豆は100になった。そばにタンパク質が多いことは知られてゐたが、スコアが低いことは想像はしたが特記するほど低いとは知らなかった。
このあと、イソフラビン、マグネシウムの話が続く。今回もう一つ注目したのは
私たちの研究でイソフラボンの量から割り出した大豆の必要量は「60グラム」です。(中略)納豆1パックと半分です。
「納豆1パック」はかつては60グラムだったのですが、どんどん小型化されていってしまい、昨今は多くが40グラムパックになってしまいました。ですから1パックでは足りません。

私は一日1パック食べる。かつての2/3に減量されたとは知らなかった。(終)

メニューへ戻る 歌(百五十ニ)へ 歌(百五十三の二)へ