千六百十三(歌) 最近の報道を読んで(凍土爆発で大穴続々、バス特、交差接種)
辛丑(2021)
九月四日(土)凍土爆発で大穴続々
前回と同じナショナル ジオグラフィック日本版に
ツンドラで山火事多発、凍土爆発のクレーターも増 北極圏熱波で異変連鎖も【他人事ではない、気候変動の脅威】

が載った。
ツンドラで森林火災が相次いだのは2020年6月。気温が低く、水分が多く、凍っているために、本来であれば燃えるはずのない地域で森林火災が多発した事態に、生態学者や気候科学者は懸念を募らせた。彼らが恐れているのは、この火災が北極圏における急激な変化のさらなる兆候かもしれないこと、そして、局地的にも世界的にも連鎖的な影響を及ぼす可能性だ。

記事は結論として
森林火災もクレーターも、遠い北極圏の出来事と思うかもしれないが、決して他人事ではない。先ごろ発表されたIPCCの最新報告書でも、永久凍土の融解による二酸化炭素やメタンの大量放出は、温暖化のレベルを最悪の予測に向かって押し上げる可能性が指摘されている。それを防ぐには、やはり温室効果ガスの排出を減らすしかない。

そのためには、西洋野蛮人の産業革命以降のやり方は間違ひだったと、宣言することだ。

九月五日(日)都バスがバス特を廃止
都バスがバス特を廃止することになった。七月に新神谷橋の東側に行く用事が六回あった。最初の往路だけ赤羽駅東口から国際興業バスを使ひ、バス特が付かないことは承知済みなので、復路と二回目以降は都バスを使った。都バスは王子行きしか来ないので、神谷陸橋から歩いた。そこまでして利用した都バスまで、廃止とは驚く。
因みに光が丘に行く用事も五回あり、大江戸線で三往復した。成増駅から西武バスで一往復したところバス特が付かないため、最後の一回は成増駅から光が丘公園探索を兼ねて往復歩いた。
つまり国際興業と西武バスは合はせて2800円の収入を失った。それなのに都バスまで廃止とは驚く。
かつて昭和三十年代、四十年代のインフレ時代に、都電回数券の割引率は5%だった。だから今の金利0%時代に10%から17%のポイントは厚遇だ。とは云へ、割引を見込んで運賃が制定され、定期券は週休二日制の導入で不利になった。
ここは定期券の値下げ、或いは週四往復しかできない定期券の販売をすべきだ。しかしそれより、在宅勤務の充実で、バスに乗るのは止めよう。
かつて池田勇人は「貧乏人は麦を食へ」発言で大変な騒ぎになった。これから「金持ちはバスに乗れ」の時代だ。
金持ちが バスに乗ったら 奇妙だが 地球が暑く なることを 防ぐためには 金持ちが 率先をして バスで通勤

(反歌) 温暖化 防ぐためには 金持ちも 貧乏人も バスに乗車を

九月九日(木)都のワクチン会場「交差接種」を支持
朝日新聞のホームページに
都の大規模ワクチン会場、独断で「交差接種」 健康状態に問題なし

が載った。
女性は医療従事者で、3月に都内で米ファイザー製のワクチンを接種し、アナフィラキシーショックを起こした。2回目の接種について、かかりつけ医に相談したところ、英アストラゼネカ製の接種を推奨されたため、北展望室の会場で予約を取り、7日午前に接種したという。会場で予診をした医師やワクチンを打った看護師も1回目とは違う種類であることを把握した上で、接種可能と判断したという。

ここまでよい対処だ。それなのに
都の担当者は「交差接種については国が具体的な考え方を示していないため、接種を断るべきだったと考えている」と話している。

掛かりつけ医が推奨し、予診の医師も把握した。それなら接種すべきだ。都の担当者が、科学的根拠を示して断るべきだったと云ふのであれば問題ない。「国が具体的な考へ方を示していない」は、ずいぶん官僚的な発言だ。
普段診る 叉は現場の 専門家 その判断は 尊重される
(終)

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