千五百九十五(歌)(モリカケ桜疑獄二百五の八) 安倍長期の悪因、公明党
辛丑(2021)
八月六日(金)
産経新聞のホームページによると
公明代表「国民に心からおわび」 公明議員事務所への家宅捜索

と云ふ記事で
東京地検特捜部が貸金業法違反容疑で同党議員の議員会館事務所を家宅捜索したことに関し、「国民の皆さまにご心配をおかけしていることに心からおわび申し上げたい」と陳謝した。

この陳謝は変だ。XX会員を除いて、国民の中に「ご心配」する人はゐない。つまり陳謝したふりをしただけで、陳謝はしなかったことになる。
安倍が長期政権を維持した悪因に、公明党がある。XX会員が、幼児を餓死させる事件が起きた。母親をそそのかしたのも、XX会員だった。X宗の悪坊主が、自動車のボンネットに女性を乗せたまま、急発進、蛇行、急停車などを繰り返した事件もあった。
これらの事件以降、僧X四団体(XX会、X宗、X会、僧Xせいしう)に対し、厳しい目を向けるやうになった。せいしうが平仮名なのは、漢字変換できなかった。戸田城聖さんは「僧Xせいしう」と発音してゐた。

八月七日(土)
時事通信のホームページによると
公明、議員事務所捜索に衝撃 「前代未聞」、衆院選に影響

と云ふ題で
東京地検特捜部が4日、公明党衆院議員の事務所を捜索し、同党内に衝撃が広がった。秘書が貸金業の登録をせずに融資を仲介した疑いがあり、(中略)「前代未聞」(幹部)の事態。(中略)
捜索を受けたのは、衆院議員会館にある吉田宣弘(比例代表九州ブロック)、太田昌孝(同北陸信越ブロック)両氏の事務所など。複数の関係者によると、緊急事態宣言中のクラブ訪問で衆院議員を辞職した遠山清彦氏の元秘書が、吉田氏の下で働いていた。遠山氏は、金融機関から融資金をだまし取ったとして逮捕された会社社長と親交があったという。
党内は動揺している。党幹部は吉田、太田両氏と4日夜まで連絡が取れなかったと明かし、(中略)連立を組む自民党からも懸念の声が上がる。選挙を目前に控えた衆院議員の一人は「政権にも大ダメージだ」と危機感を隠さない。若手は、逮捕された会社社長が同党議員とも関係が深かった可能性を指摘し、「こっちに波及するかもしれない」と警戒感を示した。


八月九日(月)
最近の公明党について、変だと感じたことが二つある。一つ目は、七月十八日の読売新聞のホームページに載った
公明・山口代表、東京パラ「観客入れて実現を」

の記事だ。
公明党の山口代表は18日、金沢市で講演し、8月24日開幕の東京パラリンピックは有観客での開催を目指すべきだとの考えを示した。

新型コロナの新規感染者数を見ると、六月二十九日辺りを底辺として再び増加に転じた。発言のあった十八日は底辺より約2倍に増えた。その上り坂がずっと続き、今では約6倍だ。前回の山は二ヶ月半続いたから、今回も九月中旬まで続くことは予想できた。
なぜそんなときに、パラリンピックは有観客なんて云ふのか。あの発言で、オリンピック以降は大丈夫だと国民の気持ちが緩んだ。

八月十日(火)
二つ目は、LGBT法案への公明党の対応だ。宗教団体の政党なのだから、信仰をすればLGBTが治ります、と云はなくてはいけなかった。
私自身は、僧X四団体に厳しい目を向けるやうになり、もしこのホームページを見て信仰を始める人がゐるといけないので、次の主張をするやうになった。
(1)ご利益は無い、(2)性格が異常になる、(3)人生を棒にふる
しかしこれは一般の人を心配して云ふことであって、XX会は功徳(ご利益のことをXX会は功徳と呼ぶ)があると信じてゐるのだから、LGBTが治ると云はなくてはいけなかった。
なぜ公明党が、こんなXX教崩れ西洋人の主張をうのみにするのかと思ったら、自民党細田派の安倍周辺グループが動いたのだった。
昭和の世 三十九年 東京で 五輪があって その前に 高度経済 成長が 起こり昭和の 四年から 経済危機に 始まった 大混乱が やっと収まる

(反歌) 僧Xは 緊急用の 宗旨にて 平時にやると 異常が起きる

八月十ニ日(木)
産経新聞のホームページに
パラの学校観戦 政府、教育委などに協力要請

が載った。
24日に開幕する東京パラリンピックに向け、政府や大会組織委員会は今週末にも観客の扱いを判断する。新型コロナウイルスの感染拡大で一般客の受け入れは困難な見通しだが、政府は小中高生にチケットを割り当てる「学校連携観戦プログラム」を予定通り実施するため、会場のある東京都など4都県と連携し、各教育委員会などへの協力要請に乗り出した。

組織委会長は橋本、五輪相は丸川、文科相は萩生田。いづれも自民党細田派だ。橋本は組織委会長就任に伴ひ自民党を離党中だが。文科相が萩生田なのはモリカケ桜のうちカケが理由、麻生が財務相継続中なのはモリが理由だが、そのうちの萩生田がまたうごめきだしたのかも知れない。
山口の有観客発言の背景と、学校連携観戦プログラムとの関係を、野党は調べたほうがいい。

八月十三日(金)
「週刊新潮」2021年3月18日号の記事が、デイリー新潮のホームページに載った。
「池田大作名誉会長は…」5歳児餓死事件、“ママ友”の父が娘を擁護 過去に兄、姉も警察沙汰に【上半期ベスト15】

本文は
昨年4月、福岡県で起こった5歳児餓死事件では、“ママ友”である赤堀恵美子容疑者が、碇翔士郎(いかりしょうじろう)ちゃんを餓死させた“母親”を洗脳していたとされる。そんな赤堀容疑者の実家周辺を尋ねると

近所の人が云ふには
「恵美子の実家はもともと父親が学会員で、(中略)恵美子は3人きょうだいの末っ子なのですが、実は、だいぶ昔、長男も長女も警察のお世話になっている。今回の事件で、全員そうなりました。(以下略)

この件について父親は
「(娘が)罪を犯したなら、罪として認めて、罰ば受ける。刑を受けるならしょうがなかこと。たしかに息子は、二十数年前に逮捕された。(中略)でも、長女は死産して、病院では埋葬ばできんて言われたけんが、そんなら、私が家内の親の墓に埋めてやろうとした。そしたら警察に、火葬せんと違反になる言われて、火葬ばした。誰も逮捕なんかされとらん。(以下略)

父親は続けて
「池田大作名誉会長は、絶対やっとらんことは死んでもやっとらんち言い通せち。それが信念や」
と、赤堀容疑者への妙なエールも。ここで学会の教えを都合よく使われては、池田名誉会長も苦笑いするほかなかろう。
母親から有り金をまき上げ、離婚させ、完全に支配下に置いていた赤堀容疑者は、ことあるたびに「学会」であることを便利づかいしていた。どことなく、父と娘は通じ合っている感がある。

記事はかう結論付けた。一番の問題は、組織はこの女と餓死者の母親をどう指導してきたのか。XX会は布教のための組織だった。布教が完成したら解散すると云った。そして昭和四十五年に布教を停止した。それまでは会員の労力と財務負担で社会に貢献する団体だったのに、会員の労力と財務負担を役員(議員を含む)が消費する組織になった。そして容疑者がそれを真似した。
僧Xは 布教のための 宗旨にて 平時にやると 会内搾取
(終)

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