千五百八十(歌) さいたま市長選は、誰に投票するか迷ふ
辛丑(2021)
五月十二日(水)
さいたま市長選は、選挙公報を読み誰に投票するか迷ふ。どちらも主張に欠点がある。まづ現市長の清水さんだ。
都市強靭(レジリエント・シティ)シンカ計画
レジリエント・シティと云ふ奇妙な言葉を用ゐてはいけない。都市強靭の上に振り仮名みたいにレジリエント・シティと書いてあるが、もし国語学者が都市強靭をレジリエント・シティと読まないと云ったときは、責任を取るのか。
挑戦者の前島さんは、共産党が応援し、市内小学校で教師を三十七年、共産党系のさいたま地区労働組合協議会議長も務めた。
ジェンダー平等・憲法が生きるさいたま市に
男女平等なら賛成だ。ジェンダー平等は意味不明だから反対だ。勿論、英語のgenderなら意味は分かる。しかしジェンダーとgenderは別物だし、そもそも日本の選挙公報に国籍不明言語を書いてよいはずがない。
二人とも 日本語に無い 外国語 選挙公報 書いては駄目だ
五月十三日(木)
清水さんの「成長シンカ戦略」に
6 デジタルを活用した国際教育文化都市の創造とグローバル人材の育成
グローバル人材なんて奇妙な日本語を使っては駄目だが、それは昨日述べた。本日云ひたいのは、国際人を育成したとしよう。その人が外資系に就職したとして、得をするのは外資系及び就職した人たち、損をするのは市民税を払った人たち。これでは矛盾が大きすぎる。
国際人になりたければ自分でなるとよい。市役所に頼ってはいけない。英語は中学校や小学校から初めたのだから、必要に応じて程度の差はあるものの出来るのが当たり前だ。
英語を話すことは国際人ではない。他の言語を話すなら国際人だ。国際人で市内に還元する方法は、在日外国人に日本語を更に教へて、その上乗せ分を市に戻すくらいしか思ひつかない。
前島さんの「市政を変える。市民とつくる。」に
・ 学校給食費の無償化に取り組みます
・ 高すぎる国民健康保険税を引き下げます
子どもの国保税(均等割)は廃止
・ 水道料金を引き下げます
50億円の純利益を市民に還元
これらを実行するには経費が掛かる。ばら撒きでは駄目だ。前島さんは『「市役所の移転」ではなく、医療・福祉・介護の充実に』と別の欄に書くが、市役所を移転せず補修したときの費用と、上記に挙げた費用を算出したか。水道50億円の純利益のうち、補修などで将来必要な金額は考慮したのか。
市民税 使ふ金額 得る利益 精査すべきだ ばら撒き避けよ
五月十四日(金)
清水さんの「しあわせシンカ戦略」に
6 文化芸術による豊かさのシンカ
地域および伝統文化を守り、新たな文化を創造する文化芸術創造都市の推進
新たな文化は(1)自然に発生し、(2)発展をするものだ。行政が(1)と(2)を越えられないものを後押しをしてはいけない。
地域および伝統文化は、住民に安らぎを与へるものだから守るべきだが、一部の人たちだけのものになってゐないか。地域住民全体の心の拠り所となるやう、行政はカネを出すなら指導をすべきだ。
「文化芸術創造都市」と発言したのだから、さいたま市に転入する人たちがそれを理由にするやうすべきだ。もし、通勤に便利だとかたまたま不動産の購入や賃貸が安かったと云ふ理由の場合は、清水さんの失政となる。
前島さんは
いつでも誰でも何度でもPCR検査の実施を
と云ふがこれで、前島さんは当選する気が無いな、とばれてしまふ。政策は有効にやらなくてはいけない。もう一つ
消費税は5%に減税を
私も消費税は5%にすべきだと思ふ。しかし前島さんが市長になったら、本当に5%にしてくれるのか。できなかったときは、応援した「日本共産党さいたま市委員会」と「さいたま地区労働組合協議会」の解散くらいはしてもらはないと困る。
広報に した発言は 双方が 完遂すべき 義務責任だ(終)
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