千四百四十六(モリカケ疑獄百九十五の七) 1.マスコミの報道、2.梅雨明け対策
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
七月二十七日(月)
毎日新聞のホームページに
安倍政権と電通の「深い関係」 内閣広報室、9年連続採用はなぜ?

と云ふ記事が載った。それによると
首相官邸のインターネット発信などを担う内閣官房の「内閣広報室」が9年連続で広告大手・電通から1~2人を受け入れている。2012年12月に発足した第2次安倍政権では、一貫して電通が官邸の情報発信にかかわってきたことになる。

これについて
電通からの受け入れが始まった12年ごろは何があったのか。政治とメディアに詳しい東工大リベラルアーツ研究教育院の西田亮介准教授(社会学)は「電通は古くから自民党との関係性を保ってきましたが、とりわけ13年の公選法改正に向けて、ネット選挙対策なども電通が自民党の広報にコミットしていたとみられます。一方、当時の民主党の広報には博報堂がコミットしており、民主党政権の政府広報に博報堂の方が採用された際にも『癒着ではないか』との指摘はありました。(以下略)」と語った。
さらに「ただし、9年連続採用は露骨ですね。政府の事業をアウトソーシングすると、国民から資金の流れが不透明になり妥当性の検証もしにくくなります。実際、(持続化給付金事務事業を電通に97%再委託した)サービスデザイン推進協議会にしても再委託の先のお金の流れが出てこないなど、透明性が落ちています。多用は好ましくない」と指摘し、(中略)公募だったのか、電通ありきで人事交流していたのか、内閣広報室は公開すべきだ。(以下略)


七月二十八日(火)
今年はまだ梅雨が明けない。これから梅雨が明けたら、エアコンで密閉度が高くなる。感染者が激増する対策を安倍政権は立ててゐるのか。

七月二十九日(水)
私も対策を考へた。空気中のウィルス量は、換気量を横軸にした双曲線に近いグラフになる。密閉すると、極めて高い数値になる。少しでも開けると低くなる。たくさん開けても数値はそれほど下がらない。どんな場所も必ず少し開ける。これで、ウィルス量を大きく低下できる。
とかく開けられる場所はたくさん開けて、開けられない場所は密閉しがちだ。しかし人間への影響は加算だから、どんな場所でも密閉にしないことが大切だ。濃度は双曲線、人体への影響は一次直線。その差を応用した。
この原理を広めることで、飲食店なども換気をして三密を避ければ大丈夫だと周知して、来店者の減少を避ける。一週間から二週間前にかけて、気温が32度の日があった。ここ数日の感染増大は、その影響ではないのか。

七月三十日(木)
安倍のGoToキャンペーンは、旅行抑止策だ。今後除外する地域が出た場合に、キャンセル料は旅行者負担になるらしい。それでは申し込む人が激減する。
本来は二つの方法がある。(1)除外発表前に申し込んだものはGoTo対象とする、(2)GoToキャンペーンで業者は潤ふのだからキャンセル料は無料にさせる。
次に、GoToキャンペーンは、個人旅行に限るべきだ。出張や業務の旅行を認めてはいけない。つまり税金控除の経費にしたものはGoToを認めない。
安倍と取り巻きの怪しげな連中は、こんなことも気が付かないのか。

七月三十一日(木)
Gotoキャンペーンの地域共通クーポンについて、30%または50%割引券にすべきだ。利用者も負担し、税金からも補助する。税金は有効利用すべきだ。
地域共通クーポンは9月1日からだ。今から変更しても間に合ふ。これまでに四転させた安倍だ。それに比べれば微調整だ。
製造が同じ県内なら50%、隣接県は30%がよい。地場産業への補助が大切だ。首都圏と関西圏は不要だ。

八月一日(土)
Aeradotに
テレビを見ていて信用できないと思う人1位は「安倍首相」 会見が不信を生む理由

といふ週刊朝日2020年6月19日号の記事が乗った。
テレビを見ていて信用できないと思う人物を問うと、約6割(64票)が安倍晋三首相の名をあげた。<タラタラした説明で何も響いてこない><常に官僚や付き人たちの作文を棒読みするばかりで、訴えかけてくるものが皆無>などの回答が並んだ。
「安倍首相は、『○○によれば~』『○○さんが~と申し上げたことを承知しています』といった表現をしばしば使います。各方面に忖度しているのか、単刀直入に言い切れていません。見ている人からすると、ごまかしているように聞こえてしまうのです」(佐藤氏)

佐藤氏とは、ハリウッド大学院大学教授佐藤綾子さんだ。最後の部分だけ、意見が異なる。ごまかしてゐるやうに聞こえてしまふのではなく、モリカケ桜IR検察庁アベマスク1億5000万円で明らかなやうに、ごまかしてゐる。

八月二日(日)
NEWSポストセブンに女性セブン2020年7月23日号の
安倍政権のお友達人事がもたらした不祥事、歪んだ一強体制

が載った。
安倍首相の「お気に入りは出世させ、意向に従わない者は切る」という方針は官僚人事にも適用された。霞が関の各省庁の幹部たちは出世のために首相やその取り巻きの顔色をうかがうようになり、(中略)行政の大きなゆがみをもたらし、数々の政権スキャンダルが噴出する。
特に安倍首相と昭恵夫人がかかわったのが森友学園への国有地格安払い下げ疑惑と、首相の友人が経営する加計学園の獣医学部新設認可問題、そして桜を見る会疑惑だ。

モリカケ桜である。
経済ジャーナリストの荻原博子さんはそれを「貴族内閣」と呼ぶ。
「安倍さんがアップした星野源さんの曲に合わせてくつろぐ動画には、“あなたは貴族か”と驚いた。国民の自粛の中で花見や旅行を楽しむ昭恵夫人はさしずめマリー・アントワネットでしょう。安倍首相だけでなくお友達の大臣も貴族内閣なんです。庶民の生活がわからないから、対策もわからない。だから側近に『全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ』なんて言われて何百億円もかけてアベノマスクを配ってしまう。
(中略)日本は政治家が誰が本当に困っているかわからない貴族だからこんな対策になる」

荻原さんは更に
「桜を見る会だって、森友も加計学園もおかしい。みんな安倍さんのお友達から始まってるじゃないですか。でも、問題が浮上したときは、まさか日本の総理が平気で嘘をつくとか、文書が改ざんされているなんて思いたくなかった人も多いと思う。(中略)それが今回のコロナの対応で(中略)安倍政権のお粗末さが露呈して、やっぱり森友も加計も桜を見る会もそうだったのかとわかって多くの人が唖然となった」


八月三日(月)
商店や食堂で、扉を開けたままの所が多い。これだと冷房で電気料金がかさむ。コロナ騒ぎで電力会社に不当利益を上げさせてはいけない。電気料金は1KWhで単相が23円、三相200Vで15円くらいだらうか。
三相200Vは、昔は街中でもよく見かけたものだった。単相は電線の効率が悪いから高い。三相は基本料金が高いが1KWh当りの単価は安い。単相で冷房をする商店や食堂は、昨年夏の電力量より多い部分は、単価を三相並みにすべきだ。
その一方で、国内全体の電力消費量が限界に達してはいけない。それが原因で効率の悪い発電所を再開すれば、その分の料金は上乗せしてもよい。限界に達しないよう、扉や窓の解放による効果は、双曲線に従ふから必要以上に空けないやう指導すべきだ。(終)

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