千四百二十六(モリカケ疑獄百九十三の六) 安倍の不手際
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
四月二十五日(土)
新型コロナウィルスは、ヨーロッパとアメリカで猛威を振るってゐる。それに対し、アジアではおおむね抑へ込みに成功してゐる。それなのに日本だけは、感染者数、死亡者数ともに危険な状態だ。
感染者数は、四月十日前後と四月十七日前後の異常に高い数日間を除けば、三月二十五日から一貫して上昇してゐる。死亡者数も一昨日は一日当りの最多を更新した。
日本を、ヨーロッパやアメリカと比べてはいけない。アジアと比較すべきだ。今後、ヨーロッパやアメリカの数値を並べて、日本は成功したと云ふごまかしが、安倍側から出てくるから、気をつけよう。

四月二十六日(日)
アジアで少ない理由は、換気、食事、人種が考へられる。オーストラリアとニュージーランドで感染者が少ないことから、人間の遺伝子ではないとする意見が先日あった。私は、この意見と異なる。
新型コロナウィルスは、インフルエンザみたいに冬型ではないが、多少は気候の影響を受ける。だからオーストラリアとニュージーランドで少ないことを以って、人間の遺伝子の影響を除外することはできない。
沖縄では、毎年インフルエンザが夏に流行する。エアコンで締め切ることが原因ではないか。欧米以外は、それほど部屋を閉め切らない。換気の影響は大きい。
食事の影響も大きいと思はれる。しかし急に何かを食べ始めても駄目だ。まづ欧米人は肥満が多い。体内の脂肪は、悪影響がある可能性が高い。
アジアで感染者数が多くないことを以って、或いは死亡者は高齢に多いことを以って、流行は放置すればよいとする意見があるが、これは間違ってゐる。医療関係者で重症になる人が現れる以上、放置してはいけない。こんな発言者を掲載するスポーツ紙にも困ったものだ。
しかし一番悪いのは、モリカケ桜IR検事マスク10万円の安倍が首相に居座ることだ。不信感を抱かれる人間に、国民は従へない。

四月二十七日(月)
昨日の感染者数は、ここ一ヶ月間続いた上昇傾向を、初めて逆転させた。三月二十五日辺りから上昇を始め、それに毎週五日間程度の山が上乗せされる。山を除去した谷の値は、一ヶ月の間ずっと上昇したが、昨日初めて減少した。
ここで明らかになるのは、安倍の珍妙な政策だ。
(1)非常事態宣言が遅すぎるし、強制を伴はないザル法だった。
(2)マスクは、まったく役に立たない。
(3)10万円給付は、国内の不公平を拡大させる。
今からでも遅くはない。マスクと10万円を中止すべきだ。今からだと遅いのは、安倍の辞任だ。

四月二十八日(火)
Yahooに掲載される国内の新規感染者のグラフは重宝してゐる。

このグラフで、まづ注目すべきは、山と谷のうち前者の高さと幅だ。次に谷の高さ。何に注目すべきかは、グラフによって異なる。普通は平均値に注目する。
注目すべきものを見つけるのも、統計を活用するこつだ。山の高さは、四月十二日が720、十九日が590、二十五日が440。
毎週下がってはゐるが休日の外出による影響と考へ、谷に注目した。山は平日夜間の繁華街と考へることもできるが、最悪の場合を想定し谷を選んだ。
谷は四月七日が250、十四日が300、二十一日が360。危ない状態が続いた。二十六日に初めて微減。これで好転を確信した。翌日大きく減少し、それを裏付けた。
官僚に丸投げの安倍では、かういふ分析はできない。川の合流を考へると判りやすい。洪水のとき、水位の高い川に注目するか、流量の多い川に注目するか、上流の天候に注目するか。これらのうち、懸念すべきものに注目すべきだ。

四月二十九日(水)
グラフの谷について、週末は医療機関が検査に出す検体数が少なくなるためでもある。しかしそれならば、山と谷は比例するはずだ。山が低くなれば、谷も低くならなくては変だ。さうならないのは、別の理由がある。そして今回、谷も減少に転じた。これで一安心だ。

さて本来は、五月六日に追跡可能まで減少させるはずだっだ。しかしさうなりさうもない。穴だらけの規制をしてきたからだ。今後は、規制を続ければ減少するし、緩めれば増加することの繰り返しになる。
医療関係者は、規制継続を希望する。医療現場の混乱を考へれば当然のことだ。一方で、飲食店やサービス業の困窮を考へれば、規制を緩めたいところだ。だからこれまで、失業者休業者を医療補助業務や医材製造業務へ移動させることを提案してきた。
今は国内総動員のときだ。七十五年前の総動員は戦争のためだったが、今回は医療関係者、失業者休業者、感染する可能性のある国民のためだ。かう云ふことを決めるのが首相の役割だ。国民から信頼されてゐない安倍では無理だ。
(1)国民の生活を無視して延長すること、(2)医療崩壊を無視して規制を緩めること、の二つのうちの一つなら、誰にでもできる。医療崩壊をさせず、国民の生活も守ることこそ、首相の役割だ。

四月三十日(木)
五月六日までの非常事態宣言は、延長になりさうだ。理由は、期待した人数まで下がらないためだ。この場合にすべきは、下がらない理由を見つけて改善することだ。ところが、モリカケ桜IR検事マスク動画の安倍は、期間を延長するらしい。
ずいぶん無策な男だ。七十五年前の東條内閣にそっくりだ。岸信介は商工大臣として宣戰詔書に署名。商工省が軍需省に改組されたときは東條が大臣を兼務、岸は無任所国務大臣兼軍需次官になった。

五月一日(金)
Wikipediaで岸信介を見ると
軍需大臣は東條首相の兼務となり、岸は軍需次官(無任所国務相兼務)に就任。半ば降格に近い処遇により、東條との関係に溝が生じた。

国家の非常時だ。岸が軍需大臣になってもたくさんある省の一つに過ぎない。それより東條に兼務させて、岸が次官兼国務大臣のほうが、はるかに発言力が高まる。
岸は大臣を解任された訳ではないから、降格ではない。このWikipediaは、安倍と面識のある人が書いたかどうかは不明だが、相当に岸信介ファンだ。国家の非常時に、半ば降格だ、溝を生じたと云ってゐる場合ではない。
それと同じなのが、今の安倍だ。非常事態宣言の延長と、解除による医療崩壊は、どちらも駄目だ。東條内閣みたいな無策は許されない。(終)

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