千四百十四 自宅と職場近辺の話題(パソコンの話題、母の不整脈、家を自力で修復)
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
二月十一日(火)
3週間ほど前だらうか、アイコンをダブルクリックしても、シングルクリック2回になってしまふことが多くなった。 私も年を取ってダブルクリックが遅くなったのだらうかと、まづ考へた。 数日して、更新プログラムを取り込み中で遅くなったのかとも考へた。ディスクとCPUの稼働率を調べたら、少し高かった。 更新プログラムの取り込みが終了の後に、再起動を実行させたが、あまり改善されない。マウスの設定を変更し、アイコン上に止めることで選択、シングルクリックで実行にしてみた。 フォルダを開くときに、アイコン上で止めてシングルクリックをする。このときフォルダが一瞬開いて閉じる現象がしばしば起きるやうになった。 マウスボタンの接触が悪く、ノイズが発生するためではないかと疑ひ、マウスを交換したら直った。アイコン上で選択、シングルクリックで実行の設定は、そのままにした。自宅のパソコンと設定が異なってしまったが、問題なく使用してゐる。

二月十二日(水)
母は糖尿病なので、月に一回診療所に連れて行く。今月は脈拍数と血圧測定のときに、不整脈が見つかった。心電図を取り、脈の間隔が異常だ。診療所で心電図が取れることを初めて知った。なるほど健康診断の項目にある。
本日の午前か午後に病院に行ったほうがいいと云はれた。そこで午前中に行くことにした。医院でタクシーを呼んで頂き、6分後に乗車。慌ただしい1日の始まりになった。
病院に到着し、総合受付と循環器内科外科の受付も済ませ、まづ自動血圧計で測定するやう指示された。血圧が200を超え、自動で再測定を始めた。同じく200を超えた。結果の紙を看護師に渡すと、血圧が高いことを指摘するので、医院で測定するといつも正常値で本日も正常だった、相性が悪いのでは、と説明した。
心電図を取り、順番を待つ診察室の医師は循環器内科だ。ところが診察室が変更され、予約が必要な不整脈の専門医になった。心電図の結果が悪かったのか、医院の紹介状がこの医師宛てだったのか、診察時間の空きの関係か。
血圧を訊かれたので、看護師に説明したのと同じことを答へた。相性が悪いと云ふのは、なかなかいい表現だ。医師も合点し、不整脈のときは正しく測定できないことがあると説明してくれた。
診療所で、自動血圧計ではなく聴診器を用ゐて脈拍数を計り、次に手動血圧計を作動させるのは意味があった。自動血圧計は不整脈を見逃がしてしまふ。ここの医師は、近所で評判がよい。私も実家に帰省中に痛風発作が突然起こり、一回かかったことがある。
しかも今回の聴診器と血圧計で、名医だと判った。

二月十三日(木)
東京地区従業員の名刺は、私が作成する。データはEXCELに入れてあり、一人分をコピーして作業ファイルに貼り付けて印刷する。資格のロゴを入れる人だけは、一人づつファイルがある。ところが、一人づつのファイルが二ヶ月ほど前から印刷できなくなった。
編集はできる。印刷も正常終了する。それなのにプリンタに出てこない。名刺用紙の文房具メーカーが提供する無料ソフトで、しばしば更新がある。更新で現象が発生した。
一か月ほど前に、資格入り名刺の印刷依頼が来た。このときは資格が文字だったので、この人用のファイルを新たに作った。
本日別の印刷依頼が来た。今回はロゴだ。古いファイルを開いてロゴの部分を「コピー」し、別のファイルに張り付けても無視される。ロゴだけダウンロードしようと試したが、ダウンロード機能がない。
普通の人なら、依頼者に連絡してロゴを再び送ってもらふだらう。依頼者が資格のロゴを削除してしまったと云はれれば、資格の認定元に依頼して、再度送ってもらふだらう。
暫く考へて、いい方法を思ひついた。名刺編集画面でロゴを一時的に大きく表示させ、キーボードの「Print Screen」ボタンを押す(コピーと同じ機能がある)。Windows標準添付の「ペイント」を開いて、先ほどのコピーを貼り付けて、トリミングしてファイルとしてセーブした。名刺印刷ソフトで新しいファイルとして取り込む。これで一件落着した。

二月十六日(日)
本日は、我が家の洗面所の床を張り替へた。と言っても妻がすべてやり、私は洗濯機の移動を手伝ふことと、水栓の交換が役割だった。
水栓は古いのでびくともしない。新しいものとシーリングテープは購入したのだが、工具購入まで延期になった。水栓は閉めると付け根から水が漏る。これは一年半前に引っ越した時からの現象だ。開けると漏れない。蛇口から水が出るが洗濯機に繋げておけば問題ない。

二月二十二日(土)
昨日は有休を取り、母を病院に連れて行った。先週水曜に引き続き二回目だ。往復に路線バスを使ふので、さいたま市南部、蕨市、戸田市の地理に詳しくなった。蕨駅西口前は、地方の10万人都市に似る。或いは浦和駅西口も、43年前の伊勢丹とコルソ進出前は、こんな感じだった。

二月二十三日(日)
本日は家具店で、カーテンレールを購入した。別のホームセンターで、押し入れの床に敷く板と、水栓取り外しの器具をを購入した。今回は妻と私で作業した。ハクビシンの巣の真下にあったため、ネズミの糞が落ちたためだった。大きさは押し入れの寸法を予め計り、購入時に切ってもらったものを購入したが、押入れが長方形ではないらしく入らない。押入れの隅を削ってやっと装着した。
カーテンレールを新しいものに交換した。先週の続きで、水栓を交換した。これは幾度の逆転劇が連続した。まづ、先週は工具がないので取り外しができなかった。そればかりか取り外しを試みた際に、水の開け閉めの部分が少し潰れた。
取り外しが不可能だと判り、元に戻す際に開け閉めの部分の取り付けが固い。もし付けられないと、水が噴出するから元栓を閉めるしかなくなり、家の水道がすべて使へなくなる。何とか閉めて、栓を回す部分が完全に閉めにくいが、1年半前に根本から漏れたのが、蛇口から漏れるやうに変はっただけだから、洗濯機に接続し全開にすれば問題ない。先週は、何とか原状復帰できた。
本日は専用の工具を購入したのに、やはり取り外しができない。一旦は諦めたが、金槌で叩いたり、対角線から回したりで、何とか取り外した。ところが、タイルの穴の奥に水道管があるため、水栓が届かない。しかも取り外した後の水道管は、ねじ山が錆びて、しかも8mmくらいしかない。水栓のねじ山は15mmくらいある。48年前のものなので、シーリングテープの無かった部分は錆びて欠落したのではないか。そんな疑ひもあり、この時点で妻と私の意見は、原状復帰だった。
しかし気を取り直し自転車でホームセンターに行った。壁の厚みに対応した推薦を探したが無い。諦めたところで念のため継手を探すとあった。これを使ふとうまく設置できた。ねじ山は8mmで問題なかった。それは継手のねじ山もその長さだ。
古い水栓は閉めたとき水が漏るため、錆びて真っ黒だった。それを無事、新しい水栓と交換できた。(終)

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