千三百九十六(モリカケ疑獄百九十の二) 続、追ひ詰められた安倍
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
十二月十七日(火)
TBSのホームページによると
JNN世論調査、安倍内閣支持率 5割を下回る

と云ふ題で記事が載った。
安倍内閣を支持できるという人は先月の調査結果より5.2ポイント減って、49.1%でした。一方、支持できないという人は5.3ポイント増加し、47.7%でした。

安倍を支持する人は、若年層で就職できた人たちが中心だ。財政発動して景気が良くなると、一時は社会が潤ひ税収も増えるが、景気が落ち着くと求人倍率が下がり、財政赤字も多くなる。既に景気は悪化に向かってゐるから、数値は過去からの移動量を読む必要がある。
「桜を見る会」に安倍総理の地元の支援者らが数多く招かれていたことについて聞いたところ、「問題だと思う」が67%で、「思わない」の25%を上回りました。また、安倍総理による一連の説明についても「納得していない」が72%に上り、「納得している」の15%を大きく上回りました。


十二月十八日(水)
週刊ポスト2019年12月13日号に
反安倍を叩きまくる安倍首相「宣伝工作部隊」の素性

と云ふ記事が載った。Newsポストセブンによると
桜を見る会の私物化問題で安倍首相への批判が強まると、ネットでは、国会で追及に立つ野党議員や、首相に批判的なテレビ番組を攻撃する書き込みが拡散している。
そうした安倍擁護のネット論調を主導するための組織が、「自民党ネットサポーターズクラブ」(J-NSC)だ。(中略)安倍首相は設立総会から参加し、ネトサポには安倍応援団が多い。

ネットの政治情報に詳しい梶田陽介さんの発言も掲載し
やり方は、たとえば、会員が専用サイトに『立憲民主党の〇〇議員がこんなことを言っている』と書き込む。それを読んだ会員たちがネットでその議員に匿名の批判を浴びせ、ネガキャンを展開する。メディアに対する批判も多い


十二月十九日(木)
Aera.dotに週刊朝日2019年12月6日増大号の
古賀茂明「『桜を見る会』の文書廃棄はあり得ない」

と云ふ記事が先月末に載った。それによると
「桜を見る会」の疑惑が広がっている。公職選挙法や政治資金規正法違反の疑いまで出てきた。しかし、野党がこの問題を追及しても、「関連資料廃棄」という壁に突き当たる。(中略)このままでは、「モリカケ」同様、本件の追及も尻すぼみになるのではないかと危惧する声も聞こえてくる。

「モリカケ」を尻すぼみにしてはいけない。「桜を見る会」を突破口に再燃させようではないか。
そもそも、官僚が簡単に文書を捨てることはない。(中略)省内で説明するときも、最も重要なのは前例。/「昨年はどうだったか」「今年は違うのか」「違うなら何が違うのか」ということを説明できなければ、どんな案件も通らないのが役所の掟だ。文書を残していなければ、責任を問われることもある。だから過去の文書は何があっても残す。

かうなつた理由は
官僚が、「今回もどうせ安倍総理は逃げ切る。マスコミも野党も検察も当てにならない。自分が真実を話せば、逃げ切り後の安倍政権に報復される」と考えるからだ。(中略)全てのルールは安倍総理が決める。「私は関与していない」と総理が言えば、「関与を示す文書は出すな」というメッセージとなる。(中略)政府に対する国民のガバナンスが全く機能しない異常事態。日本は、民主主義国家の名に値しない国に成り下がってしまった。


十二月二十日(金)
もう一つAera.dotで、AERA2019年12月16日号の抜粋だ。
与党議員も「そんな馬鹿な」と思ってる? 「桜を見る会」問題で援護射撃が少ない理由

と云ふ題だ。
「桜を見る会」をめぐって顕著なのは、安倍政権を支える与党議員からの援護射撃が少ない点だと、ある野党幹部は言う。
「本来であれば、もっと野党に対する攻撃が、与党の個別の議員から飛び出してもいいはず。それが出ないのは、『シュレッダーにかけたのは予定通り』『データは復元できない』『バックアップデータは公文書にあたらない』といった官邸の説明に、腹の中では納得していないから。そればかりか、そんな馬鹿なと思っているからですよ」


十二月二十一日(土)
週刊文春 2019年12月19日号に
安倍首相補佐官と厚労省女性幹部が公費で「京都不倫出張」

と云ふ記事が載った。文春オンラインによると
安倍政権で官邸主導を牽引する和泉洋人首相補佐官(66)と、不倫関係にある厚生労働省大臣官房審議官(兼内閣官房健康・医療戦略室次長)の大坪寛子氏(52)が、京都に出張した際、ハイヤーを借りて(中略)観光客で賑わう河原町へ。老舗の甘味処でかき氷を注文すると、和泉氏は自分のスプーンで大坪氏に食べさせるなど、親密な様子を見せた。その後、ハイヤーで40分ほどかけて京都市北部の山奥にある貴船神社へも立ち寄った。古くから「恋愛成就を祈る社」として知られる同神社でも、大坪氏が和泉氏にお賽銭を渡したり、腕をからめて参道を歩くなど、終始仲睦まじい様子だった。

とんでもない男だ。そもそもこの男は
安倍政権発足当初から首相補佐官を務め、(中略)中でも菅義偉官房長官の信頼は厚く、沖縄の米軍基地移設問題や新国立競技場建設、米軍機訓練候補地である鹿児島県馬毛島の買収など、安倍政権が注力する重要課題の対応にあたってきた。加計学園の獣医学部新設問題では、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と前川喜平・文部科学省事務次官(当時)に発言したとされる問題(和泉氏は発言を否定)を巡り、国会に招致されたこともある。


十二月二十二日(日)
東洋経済オンラインに、ジャーナリスト泉宏さんの
安倍1強に広がる動揺、「逃げ恥作戦」の成否

と云ふ記事が載った。
永田町で逃げ恥作戦と揶揄される安倍政権の一連の危機管理も「私物化疑惑で新たな証拠でも出れば『役に立つ』どころか一気に破綻しかねない」(閣僚経験者)という危うさが付きまとう。主要2閣僚が連続辞任した際、安倍首相は国会答弁で「説明責任は議員自身にある」と繰り返したが、当事者(中略)は、公の場での説明もせず、体調不良などを理由に雲隠れを続けている。
こうした状況について、反安倍の立場を鮮明にしてポスト安倍を目指す石破茂元幹事長は9日の石破派会合で、「自民党のコアな支持者が怒っている。第1次安倍政権や麻生太郎政権のときと(世論の)感じがやや似ている」と警鐘を鳴らした。安倍首相は9月11日に発足させた第4次安倍再改造内閣のキャッチフレーズを「安定と挑戦」としたが、「現状をみる限り『不安定と挫折』に変貌しつつある」(自民長老)のが実態といえそうだ。
(終)

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