千三百八十八 6.人間ドック、7.空振りに終ったアジア料理店「フォーヴァビアホイ」、8.シャン料理「ノングインレイ」
己亥、西暦2019、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
十二月四日(水)今年の人間ドック
毎年4月に受診する人間ドックを、今年は12月に遅らせた。これまで高尿酸血症で25年間通院したが、それとは別に昨年から血糖値が上限を少し超えるため、併せて治療をお願いした。4月に血液検査を行ひ、年齢が上がったためか尿酸値は平常値に下がった。
人間ドックを血液検査から半年以上離すことにした。検診センターに早く到着したので、東中野駅周辺を歩いた。タイ料理の店があるが、朝なのでまだ開店してゐない。すぐ近くにベトナム料理の店も閉店中だ。アジア料理の店が増えたのはよいことだ。
十二月六日(金)空振りに終はる「フォーヴァビアホイ」
ベトナム料理の店はアジア料理を名乗り「米麺酒場フォーヴァビアホイ」だ。
ホームページによると、これだけは食べてほしい3品が、鶏肉のフォー、牛スジのフォー、手羽先のガイヤーン3本
他に、台湾式パクチーまぜフォー、スパイシートムヤムフォー、バインミー
ASIAN TASTE FOODおつまみ(中身は省略)
飲み物に、生ビール、瓶ビール、333バーバーバー(ベトナム)、サイゴンスペシャル(ベトナム)、シンハー(タイ)、チャーンビール(タイ)、ビンタン(インドネシア)、タイガービール(シンガポール)、サンミゲル(フィリピン)、台湾ビール(台湾)、青島ビール(中国)、ハイネケン(オランダ)、ハイボール、生搾りレモンサワー、本日の生フルーツサワー、グラスワイン(赤・白)、その他ソフトドリンク
店主の経歴も載ってゐて、高校生でファーストフード店のアルバイトを始め、大学卒業後はファミリーレストランで調理を担当。その後、食品会社の営業として約5000店舗を訪問し、飲食業の現場を見て歩く。広告イベント会社転職後、飲食店の立ち上げや運営を任され、店舗経営も学ぶ。その後、ベトナムを始めアジア各国を巡り、アジアンフードの魅力を体感。東京のフォー専門店での修業を経て、2017年に現在の店をオープン。
専門ジャンルはアジア料理、経験年数28年。
紹介ページはランチも営業してゐる。これは頼もしい。メニューは店の外壁にも貼ってあり、閉店時も見ることができた。(実際はランチが終了したが、それは来週の話だ)
十二月九日(月)シャン料理「ノングインレイ」
本日食べに行く予定で、再度インターネットを調べると夕方のみの営業になってゐた。せっかくランチ営業のモデルケースとして紹介しようと思ったのに、空振りに終った。
代はりに高田馬場のノングインレイで、シャン風あんかけ飯を食べた。税込み880円で、具が多く価格満足度が高い。お勧めの料理だ。
ノングインレイはランチメニューがない。しかし満足度は高い。12時前なのに、私の他に客が3組4人と繁盛する。
私の次に来た客は二人同時に入り、女性は「おはようございます」と調理場に云ふから近くに勤務する日本人ホステスが昼食を食べに北のかと思ったら、店員でしかもミャンマー語で話してゐた。もう一人は欧米人で、店員と日本語を話すが、注文は指さしたから、それほど堪能ではないのだらう。
帰りに中板橋のMCWAのオバササヤドーが三か月ミャンマーに帰り、お弟子さんがヘーホーから日本に来てゐると話したが、オバササヤドーは何をしてゐるのですか、と訊くので、比丘だと答へた。日本語がそれほど得意ではないので店員が、ヘーホーはシャン州にある、程度の会話で終った。
ノングインレイが繁盛するのは、おじいさんの店主の愛想による部分が多い。日本語がまだ上手ではなくても「いらっしゃいませ」「おいしいですよ」「またいらしてください」でよい。難しくはない。あ、おじいさんの店主も「おいしいですよ」は云はなかった。(終)
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