千三百六十三 ZOZO創業者の引退
己亥、西暦2019、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
九月十二日(木)
YahooがZOZOを買収することになった。ZOZOの社長は43歳で引退することになった。その理由はいろいろな人が語るので、別の角度から考へてみたい。
ZOZOの社長が月旅行を発表した。100万円を100人にお年玉として配ると発表した。この二つのニュースで、世間から応援されなくなった。世間は努力する人を応援しようとするが、努力せず贅沢をする人を応援しようとは思はない。この時点で事業は失敗した。

九月十三日(金)
この創業者は借金がかさみ、その返済に追はれたとの意見があった。何に金を使ったかは、記者会見で質問が出たが、云ふ必要は無いと語気を強めた。
一つ考へられることは、ZOZOの業績が予想外に悪くなり、私費で支へたのではないのか。決算を見る限り、売り上げや利益が減少しても、赤字になった訳ではない。もし赤字分を私費で購入したことにしたとすれば、購入した高額美術品をここ数カ月で大量に売却など、話が合ふ。
別の推定もある。業績以上に株価が低下したため、担保割れしたと云ふのだ。所有する株式に対する担保の割合が、一時は九割だったと云ふ記事があった。記者会見では、それほど多くないと云ふ。
正確な情報がないので、本当のことは判らない。

九月十四日(土)
YahooがZOZOを買収したのは、実によい戦略だ。これでZOZOは信頼を回復するし、Yahooはネット通販部門で大躍進ができる。
ところがサンスポによると、堀江貴文さんが
ヤフーxZOZOでアマゾンにガチで太刀打ちできるわけないじゃん笑

とTwitterに投稿した。堀江さんは、マスコミが注目し過ぎる。 証券取引法違反で懲役2年6か月の実刑判決を受けたのだから、過去のことはむし返さないまでも、有名人扱ひしてはいけない。
誰でもマスコミに騒がれると、すっかり偉くなった気分になる。劣化したマスコミもそのやうな人を扱ふことで、記事を埋めることができる。相互依存によるマスコミバブルである。ZOZOの場合は、経済のバブルだった。しかし月旅行辺りから、マスコミバブルにもなった。
一部上場の基準を厳しくすることが議論されてゐる。時価500億円が有力だが、ZOZOは時価総額7600億円だから、15倍だ。別の基準を設ける必要がある。新たな基準は、マスコミバブルの場合は、時価総額を引き上げることか。
本当は、取締役が自由に発言できることがいい。しかし取締役は再任を考へると、自由に発言ができない。日本国内で、社外取締役をあまり信用しないのは、これが理由だ。(終)

メニューへ戻る 前へ 次へ