千三百四十 1.夕顔、冬瓜、瓢箪、夜顔、2.遺伝子組み換へ作物を食べてはいけない
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
七月二十九日(月)
経典学習会の終了後に、夕顔(ゆうがお)のスープをごちそうになった。夕顔は信州でも栽培し、今から四十年前に長野市内の旅館に宿泊したときに、夕顔の味噌汁が出た。夕顔は珍しいですねと云ふと、農家がたまにしか売りに来ないさうだ。と言って特に購入したいものでもないやうだ。
夕顔と、冬瓜(とうがん)について、これまで丸いか細長いかの違ひだらうと思ってゐた。しかし調べてみると、夕顔に丸いものと細長いものがある。違ひはまづ、表面の色で、夕顔は黄緑、冬瓜は緑。次に実が、夕顔は柔らかくぎっしり詰まってゐるのに対し、冬瓜は固く種の周りに空洞がある。
冬瓜も夏に収穫するが、表面と実が硬く、冬まで保存できるため冬瓜と呼ぶ。どちらもウリ科だ。夕顔は干瓢(かんぴょう)の原料だ。さう云へばミャンマーの人たちもかんぴょうになると言ってゐた。
さて、ひょうたんと夕顔は同じ種ださうだ。この話を読んで疑問を持つ人もゐるだらう。ひょうたんを食べて中毒を起こしたニュースを聞くからだ。ひょうたんから苦みのないものを選別したのが夕顔で、苦味が多いと食中毒を起こすさうだ。

七月三十日(火)
夕顔の花は夜に咲き、翌日の午前中にしぼむ。だから夕顔と呼ぶのだが、朝顔、昼顔、夜顔はヒルガオ科の植物で、専ら鼻の鑑賞用だ。ここで紛らはしいのは、夜顔を夕顔と呼ぶことがあるさうだ。だからウリ科の夕顔と呼べば、間違へられることはない。

八月十日(土)
最近、小麦粉は食べないほうがよいと云ふ記事を読んだ。その理由は、遺伝子を組み替へた小麦が、アメリカで大量に栽培されてゐるさうだ。ひょうたんと夕顔の関係みたいに、同じ種でも食中毒を起こすことがある。同じ小麦でも、長い年月を経過の後に、有害が判ることもあるだらう。遺伝子を組み替へたものは食べてはいけない。
遺伝子組み換への方法に、大量の放射線を当てるやり方がある。前に、地上でも弱い放射線を浴びるから、自然と同じだと発言する悪質な学者がゐた。
長い年月の間に食中毒を起こす作物が出来たとしよう。長い年月の人類の知恵で、夕顔は食べてよいが、瓢箪は食べては駄目だと判ってきた。大量の放射線を当てたものは、どんな影響があるか判らない。それでも食中毒ならすぐ判る。アレルギーは何十年も経たないと判らない。癌になる確率の増加は何世代も観察しないと判らない。(終)

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