千三百三十三(モリカケ疑獄百八十四の四) 立民党と国民党の共存方法
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
七月二十四日(水)
安倍を引き摺り下ろすには、野党にがんばってもらはないといけない。そのために、まづ立民党と国民党の共存方法を考へよう。立民党は、文化リベラル度が強い。文化は、国民が築き上げるもので、政治が押し付けるものではない。政治左派はよいが、文化リベラルはいけない。しかし米ソ冷戦が終了しアメリカ一強となり二十八年。文化リベラルを米ソ冷戦時代にまで戻すには時間が掛かる。
ここに立民党と国民党の共存方法がある。国民党は文化重視で行くのがよい。文化重視とは伝統重視であり、文化保守だが、伝統と云ふと保守的と感じる。文化保守は保守そのものだ。どちらも米ソ冷戦時代の保守、革新の語感から、悪い印象を受ける。
それより、保守派は守旧、既得権と云ふ悪い語感がある。だから、立民党は文化重視。これで本当は安倍が嫌ひだがやむを得ず自民党に投票する不動票を奪ふことができる。組織票だけの自民党なら、議席が激減する。

七月二十五日(木)
将来は、政治左派文化中間の立民党と、政治穏健文化保守の国民党と、政治守旧文化保守の自民党。鼎立がよい。現状は、政治左派文化リベラルの立民党、政治中間文化中間の国民党、政治依怙贔屓腐敗文化守旧の自民党だ。
つまり立民党は票田を広げるとともに、国民党は自民党の票を奪ふ。間違っても立民党が票田を狭めたり、国民党が自民党と協力してはいけない。

七月二十六日(金)
昭和四十年代(1974年まで)は、革新勢力(社会党、共産党)が全国の大都市に知事や市長を誕生させた。これは米ソ冷戦で、ソ連側は民族解放を掲げ、中国は少数民族優遇を世界に宣伝した。ベトナム戦争で、近代兵器を駆使するアメリカ軍に対し、ベトナム側は泥臭かったし農村も昔ながらの光景だった。
日本で革新勢力に投票する人たちは、欧米流の政治に反対し、民族解放を支持したのであり、泥臭い光景を支持したのだった。しかしそれらは、ベトナム戦争終結後のポルポトの残虐行為、毛沢東の文化大革命失敗、ソ連崩壊で、期待を裏切られた。
その後は、欧米の猿真似をすることが主流になった。アメリカの真似をするのが自民党、ヨーロッパの真似をするのが旧革新勢力の様子を見せたが、旧革新勢力は社会党が崩壊した。だからヨーロッパの労働政党の真似はほとんどしないうちに、アメリカ民主党の真似を始めた。アメリカ民主党の真似が失敗に終った後は、希望の党と合流したがこれは明智光秀みたいに短期で終った。
ヨーロッパまたはアメリカの真似をすることは、それ自体が失格だ。私がLGBTで騒ぐことに反対するのも、死刑廃止に反対するのも、国民の共感から生まれたものではなく、ヨーロッパの猿真似だからだ。
その点、自民党はやり方が上手だ。日本の政治は、日本の視点で行はなくてはいけない。立民党と国民党は、ここを改善しお友だち依怙贔屓安倍政権からどんどん票を奪はう。

七月二十七日(土)
米ソ冷戦時代に、共産党は日本の政党ではないと云ふ批判があった。それに対して共産党は、ソ連や中国の言ひなりにならない政党を強調したが、これは批判を気にしてではなく、ソ連と中国の対立は中国支持だったのに文化大革命で中国とも対立したため、独自性を云はざるを得なかったのだらう。
旧民主党について、アメリカの民主党を参考にしたためかリベラルが過ぎて、これも日本の政党とは云へなかった。しかし小沢一郎さんの自由党が合流し、均衡が取れて政権獲得に繋がった。
今回、小沢さんは再び国民党と合流した。高齢だから、国民党内で権限を握らうとは考へてゐないはずだ。党の顔として、人寄せパンダとしてもっと活用するとよい。小沢さんが好きではない人向けに云ふと、小沢さんと並んで写真を撮ると、小沢さんが悪役、隣の人が善人に映る。小沢さんを引き立て役として使ってもよい。

七月二十八日(日)
これまで自民党が議席を減らしたのは、金権政治、閣僚の不祥事、党内抗争などだった。今は党内抗争が起きないほど、自民党は劣化してしまった。つまり保守合同と云ふ非革新政党連合体としての自民党は、使用不能なほど劣化した。
金権政治も、党内抗争の資力だからこれも下火になった。代はりに出て来たのが、お友だち依怙贔屓だ。森友学園は、順逆両方で依怙贔屓の対象となった。
まづ思想が近いので、国有地払ひ下げで依怙贔屓した。その後、大問題になりかばひ切れないと判るや、切り捨てて逮捕させた。加計学園の事務局長が嘘をついたことにしてお茶を濁したのとは正反対だ。
かつての自民党では定番だった金権政治、党内抗争に当たるものがモリカケ問題だ。この問題は、どんどん取り上げるとよい。
アメリカの動物園でメスのニシローランドゴリラが63歳で死んだ。世界最高齢ださうだ。或る国にはオトモダチエコヒーキと云ふ奇妙な動物がゐる。64歳ださうだ。そろそろ寿命か。

七月二十九日(月)
共産党が9条を云ふと、ほとんどの国民は共産党にだけは言ってほしくないと感じる。共産党は憲法を改正し、共産主義を目指す政党だからだ。
共産党がLGBTで騒ぐのも変だ。今の騒動は欧米の化石燃料消費堕落文明が発信地であり、民族解放の立場の共産党は、日本の立場で考へなくてはいけない。
共産党は選挙向けではなく、本音で話すべきだ。「今こそ社会主義だ」くらい言ってもよい。創価学会だって、戸田城聖の時代は「新社会主義」を掲げたし、公明党も「人間性社会主義」を掲げた。自民党以外は、民社党の民主社会主義を含めてすべての野党が社会主義を掲げた。
共産党が左に行けば、立民党と国民党と票の住み分けができる。両党にとっても有利だ。そのことを踏まへて、左傾化した共産党とも選挙協力をしてほしい。(終)

前、モリカケ疑獄百八十四の三次、モリカケ疑獄百八十四の五

メニューへ戻る 前へ 次へ