千二百九十二(モリカケ疑獄百八十の二) 1.新元号問題で倒閣を、2.公明党に政権離脱を
平成三十一己亥年
四月十四日(日)
jiji.comによると
政府は1979年制定の「元号選定手続」に基づき選定したと説明している。(中略)しかし、関係者の証言を総合すると、実態は異なる。

記事は後半で
原案を六つに絞り込んだのは4月1日ではなく先週だった。/さらに、首相は2月以前に元号候補を見せられ、意中の元号案を事前に固めていたのではないかとの見方が政府内では強い。(中略)与党からも「なぜあれほど隠す必要があったのか」(公明党幹部)と疑問の声が出ている。

公明党は今こそ政権離脱の好機だ。戸田城聖は、水滸伝や三国志を講義し、五丈原の歌が好きだった。この歌は諸葛孔明の最後を描いたものだ。創価学会が無所属で立候補した時代は、世間では公明選挙が叫ばれた。公明党の前身、公明政治連盟の命名は、公明選挙と諸葛孔明から採ったと推察できる。ちなみに公明選挙は、明るい選挙と改称された。落選者を加計学園が教授として雇ふのは、暗い選挙だが。
水滸伝や三国志を愛した戸田の頭にはアジアの繁栄があった。脱亜入日本古典、トランプと通訳付きゴルフだけが取り柄の安倍政権とは、手を切る好機だ。

四月十五日(月)
最近マスコミに、公明党から離れる創価学会員の記事がしばしば載るやうになった。Presiden4月29日号には
公明党が"創価学会員"から批判される理由 イデオロギーを捨てたコウモリに

と題して、雑誌「宗教問題」編集長小川寛大さんの執筆した記事が載った。それによると
公明党は長年、中道左派的なポジションで歩んできた政党。創価学会のカリスマ、池田大作名誉会長も護憲や反核兵器など、リベラル寄りの発言を行い続けてきた人物だ。それを素朴に信じている創価学会員、つまり公明党支持者も数多い。なのに現在の公明党は、自民党・安倍晋三政権の改憲や原発再稼働といった政策を容認している流れがあり、一部の創価学会員らが公明党不信に陥るのも道理だろう。

安倍が傲慢になり、好き勝手なことをするのも、公明党が応援するからだ。その結果
少なからぬ創価学会員たちの間から、率直に漏れてくる党批判だ。公明党の結党は64年のことだが、当時関係者が盛んに口にしていたのが「王仏冥合」「国立戒壇の建立」といったフレーズだった。

ところが
ただそのような姿勢は「政教分離違反」といった批判を多方面から浴び、公明党は70年にそれまでの方針を撤回。言ってみればこのとき、公明党の思想集団としての「理念」は消失してしまっているのだ。

そして
以後、公明党は「福祉の党」を標榜しながら創価学会員のために行政からの生活支援などを引き出すことに力を注ぎ、また選挙を事実上の宗教行事に位置付けて創価学会員の引き締め、盛り上げに利用するなど、あけすけな利権追求集団に変貌していく。93年の細川非自民連立政権以来、彼らが「勝ち馬」に乗らなかったのは原則として2009~12年の民主党政権期だけで、そのときでさえ常に自公協調の解消はささやかれていた。実際、政界関係者の中に公明党を「コウモリ集団」と唾棄する向きは少なくない。


四月十六日(火)
President以外にも、公明党の記事が幾つか載った。これはよいことだ。これまでマスコミは信仰の自由に過剰反応し、宗教団体への批判は避ける傾向にあった。しかし創価学会は公明党を持ち、公明党は安倍を支へる。これらへの批判はマスコミの任務だ。批判を避けたからこそ、安倍のやうな公私混同の強権政治が現れた。
マスコミが公明党批判を続ければ、公明党は連立政権から離脱する。マスコミの使命は大きい。

四月十七日(水)
株式会社の株主について、得をする株主と、損をする株主がゐる。取締役に選ばれる株主は前者、ゼロサムの原理で残りの株主は後者となる。取締役の報酬は勤務の代償だから、本来は取締役に選ばれても選ばれなくても、損得はない。しかし日本の場合は、資本と経営が分離してゐなかったり、従業員の出世目標が取締役で、株を多少は所持するだらうから、株主が損得に分離する。
同じことが選挙にも云へる。議員になったり、組織内候補や組織の言ひなりになる議員を出せた組織の構成員は、得をする投票者、それ以外は損をする投票者となる。ここで投票者とは世間で云ふ有権者だ。しかし投票は私利私欲を離れて日本或いは地方行政の行く末に責任を持ち投票しなくてはいけない。本来は有権者ではなく有義務者だ。だからここでは投票者とした。
自民党と公明党は、長いこと得をする投票者だった。本来は、すべての国民(国内で納税する外国人を含む。投票はしなくても、投票する人が外国人のことも考慮しなくてはいけない)が、順番に得をしなくてはいけない。そのためにも与野党の交代は必要だ。そのためにも公明党の離脱は必要だ。

四月二十日(土)
Lixilと云ふ住宅機器メーカーがある。LixilのCEO解任と新CEO選任の方法が変だとして、臨時株主総会騒ぎになった。新CEO側は調査検証結果の報告書を作成し、その要約を発表した。これに対し、恣意的に情報を取捨選択したのではないか、と全文公開を求める声が株主などから上がった。東京証券取引所からも全文開示の要求があり、新CEO側は全文を発表した。
安倍のニセ幕府が同じことをやった。新元号の会議記録の一部を発表した。さあ、この先どうなるか。
さてここで、安倍は正式の手続きを経て首相になったのだから、ニセ幕府はおかしいのではないかと疑問を持つ人もゐることだらう。説明をすると、足利尊氏は正式な官職がある。あるにも関はらず南朝に背いた。安倍も正式な首相なのに、名誉欲に取りつかれて日本の伝統を破壊しようとした。

本日はもう一つニュースがある。トランプが来日して安倍とゴルフをすることになった。安倍はそれしか能がない。しかしさすがに今回は何か意図があると見なくてはいけない。必要な話は通訳がゐるうちに済ませ、通訳なしでゴルフコースを回るところを大々的に公開するのではないか。

四月二十一日(日)
元号は、語感、漢字の意味、字体、原典が大きな問題になる。
一、語感はラ行で始まるから最悪だ。
二、漢字の意味は、いくら令の字は令嬢などに用ゐると強弁したところで、誰もがまづ連想するのは命令など押し付けることだ。Googleで検索しても
〖令〗 レイ リョウ(リヤウ)
1.いいつけ。いいつける。 「令旨(れいし)(りょうじ)・令状・号令・命令・辞令・司令・指令・伝令・発令」
2.相手に関係ある人を尊敬して言う語。 「令兄・令姉・令弟・令妹・令夫人・令閨(れいけい)・令室・令息・令嬢・令孫」

と出て来る。
三、字体は最悪だ。これまですべての元号は、二つ(一部例外四つ)の文字が四隅に広がる。それに対し令は三角形だ。頭が一つ足りない。誰かにそっくりだ。
四、原典は和書と云ふものの、それでは過去のすべての元号とは異質なものになってしまふ。明治維新直後に長州の三流四流狂信者(一流、二流の人たちは、既に亡くなってゐた)どもが、神仏習合を破壊したのと同じことになってしまふ。五年前に山口県を旅行したが、皆、いい人たちだった。山口県はほとんどがいい人だが、一部に伝統を破壊する狂信者がゐるやうだ。
日経新聞電子版によると
平成への代替わりの際も事前に新天皇の意向を聞くべきだとの声が党内にあったが、元号法は元号は内閣の責任で決めるとしている。憲法は天皇の政治関与を禁じており、憲法違反を疑われかねない。首相は皇太子さまに検討状況を説明するだけで意見を聞く形は採らなかったという。

だとすれば、今回の伝統破壊元号は天皇様、皇太子様とは無関係だ。ニセ幕府の作ったニセ元号は無視しよう。新しい天皇様には、何世代も後に立派な諡号を献上しよう。(終)

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