千百六十二 六月に梅雨明け(西洋野蛮人の地球破壊を許すな)
平成三十戊戌
七月三日(火)
関東地方は先週金曜(6月29日)に梅雨が明けた。これはきわめて異常だ。私は小学生の頃から梅雨が明ける日を気にしてきた。これは当然のことで児童、生徒の99%は梅雨明けを気にするだらう。東京では7月20日が終業式で、その前日か翌日に明けるのが普通だった。
それなのに今年は22日早い。わかりやすく云へば、12月10日にテレビ新聞その他が一斉に「新年あけましておめでとうございます」と報道するやうなものだ。
原因は、西洋野蛮人どもが地球を破壊してきた。とは云へEUでは二酸化炭素削減で、ある程度提案や実施をしてきた。プラスチック海洋汚染問題でも、世界の最先端だ。
悪いのはアメリカだ。アメリカはヨーロッパが癌細胞化したものだ。そして更に悪いのが日本。アメリカがヨーロッパより悪い理由と、日本がアメリカより悪い理由を説明したい。
七月五日(木)
アメリカがヨーロッパより悪い理由は、独立戦争をして癌細胞化した。動物の癌細胞は、際限なく増殖する。アメリカの癌細胞は、移民を際限なく受け入れる。
地球温暖化が人類の最大課題となった現在では、移民を受け入れてはいけない。広大な国土に人口が分散すると、自動車の燃料消費が馬鹿にならない。アメリカは幾つかの地域に人口を集中させ、残りは野生生物及び先住民の保護区とすべきだ。
七月八日(日)
一昨日からの記録的な大雨で、西日本を中心に死者49人行方不明56人の大きな被害を受けた。異常気象で思ひ出すのは、動物が滅びるときは異常な個体が多くなるさうだ。今から30年程前に読んだ記事によると、蝶だったかトンボだったか、滅びさうな一群は左側の羽が長いか右側の羽が長い個体が続出したさうだ。もし左側が長い、右側が長いのどちらかなら判る。遺伝子が一方に偏ったからだ。しかし相反する個体が続出することに、今回の異常気象が重なる。六月の梅雨明け、百年に一度の大洪水と続いたからだ。
化石燃料の使用停止は急務だ。プラスチックの製造中止も急務だ。
七月八日(日)
Wiredと云ふサイトに
南極の氷は、5年前の「3倍速」で消えている
と云ふ題の記事が載った。それによると
92年から2011年までの間に、南極では年間760億メートルトンの割合で氷が失われた。その後、この割合は年間2,190億メートルトンに増加しているという。
化石燃料の使用停止は急務だ。西洋野蛮人どもは、現代の人類は癌細胞だといふことに気がつかないらしい。癌細胞は地球を破壊し、やがては全体が滅びる。それまでの間、野蛮人どもは、自由だ、民主主義だと叫ぶ。
自由と民主主義が無くてよいことにはならない。しかし癌細胞による癌細胞のための自由と民主主義はあってはならない。(終)
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