千百五十九(その百三十五) 1.官房長官菅義偉は非国民だ、2.公明党は反安倍に舵を切るべきだ
平成三十戊戌
七月三日(火)
官房長官の菅義偉は非国民だ。読売オンラインによると
菅官房長官は2日の記者会見で、高円宮家の三女絢子あやこさまの婚約内定について「誠におめでたいことと存じ、国民とともに心からお祝いを申し上げる」と祝意を表した。

もし菅に国民としての自覚があるなら
「誠におめでたいことと存じ、国民の一人として心からお祝いを申し上げる」

と云はなくてはいけなかった。菅は安倍の草履取り、茶坊主、太鼓持ち、ご機嫌取り、奴隷だから批判される。これらを脱すれば批判されなくなる。どちらが得かをよく考へるべきだ。
それはさておき、官房長官が非国民発言をしてしまった以上、安倍の退陣は避けられない。

七月四日(水)
菅が非国民の立場で発言した理由は、官邸は国民より上だと云ふ思ひ上がりだ。官邸に蔓延した官房ウィルスに、どうやら感染したらしい。この感冒の主症状は嘘をつくことだ。菅の場合は、国民ではないと云ふ思ひ上がりが症状に表れた。
ウィルスの種類はAB型だ。ドイツやフランス式にアーベー型と発音すると、二つの症状にぴったりだ。

七月五日(木)
非国民の菅が、汚名を挽回する方法がある。これまでの官邸工作を公表することだ。開かれた政府の先がけとして、世間から喝采されよう。次の首相は菅さんに、と云ふ声が出て来るかも知れない。小泉さん、福田さんなど安倍と同じ派閥の人たちと連携するのがよい。(第一部終了)

七月五日(木)その二
公明党は、かつての社会党右派、民社党とともに中道政治を目指した。また旧田中派とは仲がよく、特に小沢一郎さんと仲が良かった。だから自民党内タカ派、お友だち腐敗政治、嘘だらけ、神道政治連盟、カジノ推進勢力の安倍政権を支へてはいけない。
安倍と云へば、かつて創価学会会長戸田城聖が、岸信介を高く評価したことがある。その背景を解明して、公明党が安倍を支へてはいけないことを明らかにしたい。

七月六日(金)
戸田は将来、創価学会員の国会議員が自民党や社会党、更には共産党からも出ると予想した。共産党までを含めた戸田だったが、自民党内の総裁争ひでは右派の岸信介を推した。これは岸の宿敵が石橋湛山だったためで、石橋は日蓮宗の僧籍を持つ男だった。そして石橋が首相になったときに、日蓮宗宗務院は石橋を一気に大僧正(僧侶の最高位)に叙任した。
当時の創価学会は弱小団体だった。日蓮と云へば身延山が世間の常識だった。創価学会の信奉した大石寺は、日興が日向を身延の学頭に就けたのに裏切られた。身延を追ひ出された650年間の恨みがある。だから戸田城聖と岸信介は、政策が正反対でも、政局では味方だった。

七月七日(土)
戸田が亡くなる少し前に、大石寺で「広宣流布の模擬試験」と云ふ催しを行った。戸田は生涯に75万世帯を目標とし、それを達成した。本当の広宣流布(国民すべてが大石寺の信者になること)はもっと先だが、所帯数の3%くらいを達成したから、広宣流布の目途が付いた。
このとき来賓として岸信介を招待した。後に公明党衆議院議員になる小川新一郎さんは「岸首相は参加しようとしたが、党内の反対を考慮して大井川の手前で引き返した。箱根八里は馬でも超すが、超すに越されぬ大井川だった」と語った。大井川は焼津の西だから、山口県から静岡県上野村(現、富士宮市)に向かったのだらう。しかし途中で引き返し、安倍晋太郎(だったと思ふ)を代理で出席させた。
その後、安倍晋太郎が公明党と仲が良かったと云ふことはない。だから単に岸信介が逃げて、事情を知らない安倍晋太郎が顔を出しただけだ。安倍の世襲息子に至っては、前述のやうにタカ派、お友だち腐敗政治、嘘だらけ、神道政治連盟、カジノ推進勢力だ。こんなものとくっついたら無間地獄は間違ひない。

七月八日(日)
日興と日向が不和になった原因の一つに、神札を礼拝してよいのかどうかがあった。国全体が法華経を信仰するまで、善神は国を去り、代はりに悪鬼が神札に棲み付く。これが日興の解釈だった。一方で日向は、法華経の信者が拝むと善神は法味に飢へてゐるから戻ってくると解釈し、身延の地頭波木井実長の神社参詣を正当化した。
自民党全体では、大平さんのやうにキリスト教徒もゐたし、石橋さんのやうに日蓮宗大僧正もゐた。そして安倍は神道政治連盟と強い繋がりを持つ。ここまではまだ容認できる。しかし富岡八幡宮の殺人事件はあまりにひどすぎる。
近年、有名な神社では後継争ひがしょっちゅう起きる。それでゐて一般の神社は、生活が苦しい。明治維新のときに行った神仏分離の悪影響が、今になって現れた。公明党の国会議員は、与党を続けることはよいとしても、安倍を支へることは停止すべきだ。このままでは、無間地獄を免れない。(第二部終了)

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