千百二十(その百十一) 「野党統一候補」で安倍を退陣させよう
平成三十戊戌
四月二十日(金)
本来は安倍が退陣する場面だ。それなのに辞めないのは、安倍の支持率が激減しても、自民党と野党の支持率の差が大きい。そのため党内の不満がそれほど強くはないためだ。
だったらよい方法がある。次の選挙で野党は自分の党名で闘ってはいけない。「野党統一候補」と名乗るべきだ。それぞれの政党は存続し、立候補は「野党統一候補」事務局で調整し、選挙運動も「野党統一候補」事務局が行ふ。これでかつての「生活が第一」の民主党のときと同じ現象が起きる。
四月二十一日(土)
立憲民主党は勢ひがある。しかし前回の選挙はそれを出し切った。このままだとこれ以上伸びることはできない。希望の党と民進党は支持率が1%台だ。三党だけだと昔の民進党だから、自由党と社民党を入れることは必須だ。共産党も入れることが望ましいが、反対意見が強いなら「野党統一候補」事務局と共産党の選挙協力でもよい。
枝野さんを事務局長に、残りの各党から事務局幹事を出す。「野党統一候補」を前面に出せば、大勝利は間違ひない。
四月二十二日(日)
新潟県知事が援助交際で辞任した。この男は自民党公認で衆議院選挙に2回出馬して落選、日本維新の会から衆参両院に一回づつ立候補して同じく落選。たまたま日本維新の会が民主党と合併し民進党員になったときに知事選の話があり、離党して無所属で出馬した。
だから自民党が万一この問題を取り上げてきたら、自民党公認で二回立候補したことを大々的に宣伝すればよい。このとき新潟では田中眞紀子さんの人気が高く、立候補する人が見つからなかった。だから二回落選し、それだとなかなか結婚相手が見つからず、今に至るまで独身になった。この男が独身なのは、自民党が悪い。
当選確実の選挙区は立候補希望者が多く、結局は世襲が有利になる。当選が望めない選挙区は立候補希望者が現れず、売名が目的の人間だけになる。売名が目的でも、落選後は生活が厳しいから結婚相手が見つからない。すべては自民党が悪いと云ふことで一件落着した。
自民党の議員と党員、特に落選者は、世襲政治屋三世の安倍をもっと厳しい目で見つめるべきだ。党内でどんどん批判しないと、落選者から第二、第三の援助交際人間が出現する。
四月二十三日(月)
野党党首で、国民によく名を知られたのは、枝野さんと小沢さんだ。安保法案や容共度を絡めずに、知名度を優先させて、枝野さんと小沢さんを人寄せパンダとして活用するとよい。
政権交代が可能となると、自民党各派閥も動き出し、安倍は退陣する。(完)
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