千四十四 Microsoft Edgeの使用を中止した
平成二十九丁酉年
十月三十一日(火)
昨日、職場のPCでMicrosoft Edgeの使用を中止し、IEに戻した。その理由は起動が遅すぎて話にならない。正確に時間を測った訳ではないが、10分間くらいPCがハング状態になってしまふ。タスクマネージャで理由を調べようとしても、タスクマネージャも起動に数分かかる。Edgeが遅い理由を調べるうちに、いろいろなことが判った。
まづ遅いのはCPUが理由ではない。ハードディスクだ。Edgeを起動すると、その後10分間くらいハードディスク使用率が100%になってしまふ。
十一月三日(金)
自宅のPCも同じだ。このころからMicrosoft Edgeの使用を中止した。IEも起動のときにハードディスク使用率が高くなる。しかし1分程度で下がる。もう一つ違ひを発見した。IEは100%になっても99%に下がる。或いは100%と99%を繰り返す。これだと他のソフトをクリックしても反応してくれる。
今までIEなどで入力の反応が遅いのは通信速度と、スクリプトが動くことによるCPU使用率が原因だと思ってきた。しかしタスクマネージャを起動してみると、ハードディスク使用率が原因だと判る。
十一月四日(土)
タスクマネージャを起動した後でMicrosoft Edgeを起動するやうにした。Microsoft Edgeの後でタスクマネージャを起動しようとしても、反応しないためだ。そしてハードディスク使用率の100%を発見した。そしてMicrosoft Edgeの使用を中止し、IEに戻した。IEでも100%になるがそれほど長くはない。あと、先日書いたやうに99%に下がるから入力が無視されない。
入力が無視されるとダブルクリックの間隔が空き過ぎたのかと、再度ダブルクリックすることが多い。私を含めてほとんどの人はさうするだらう。するとあとになって同じアプリがたくさん起動されることになる。これではWindowsをOSと呼ぶことはできない。
前にもWindowsVistaでマイクロソフトは同じ失敗をした。なぜ失敗を繰り返すのか。開発者の頭脳はマイクロだ、と嫌味を云ひたくなる。マイクロの原因は脳細胞の数が足りないのか、一つ一つの脳細胞が小さいのか。或いはマイ黒ソフトと呼ぶこともできる。Windo95以降、レジストリなどブラックが多くなった。OSを名乗らず、操作支援ソフトとすべきだ。(完)
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