壱千十 1.居間でヘビに餌、2.冷暖房は強過ぎてはいけない(14階から階段を上がった理由)
平成二十九丁酉年
七月十九日(水)
昨日は上の子がヘビに餌を与へた。居間に移って初めてなので、新しい発見が幾つもあった。餌は冷凍のマウスで、ぬるま湯のプラスチック容器に入れて解凍する。今までは別の部屋で解凍したが、今回から同じ部屋のしかもヘビのケージの上で行った。ケージは四方がガラス、上部が網だ。その網の上で解凍するから臭ひがするのだらう。ヘビがそわそわ動き回り上部の網に顔を近づける。
解凍が終りヘビの前でひらひら動かすと、瞬時に食ひつき凄い勢いでとぐろを巻いた。絞め殺すためださうだ。マウスは小さいから噛みつけば即死だが、大きな獲物は絞めないと逃げられてしまふ。
そのあと上の子がケージの上からタオルを被せた。ヘビは夜行性だ。タオルはケージの下までは覆はない。私は隙間から中を覗いた。私が前回見たときは、マウスを噛んだあと、暫くして離した。あれ、食べないのかと皆で心配するとまた噛んだ。そのあとは飲み込むやうに食べた。
今回は離さず、そのまま食べた。前回より食べ方がかなり遅いやうに感じた。明るいのと暗闇の違ひだと思ふが、或いは初めて見るのと二回目の違ひかも知れない。

七月二十日(木)
ここから職場の話題になる。一つの特集はファイルの大きさが原則として4kB以上になるやうにするため、別の特集と組み合はせた。一昨日は、室内の冷房が強かった。腕が冷えるし、長時間寒いと胸やけのやうな症状になる。ここで大切なことは冬に寒くても胸やけにはならない。夏に冷風が首だとか腕に当たると胸やけになることがある。
午後三時頃だらうか、軽い胸やけの症状になったのでエレベータで十四階まで下って、階段を駆け上がった。いつもは十二階半を下って上る。今回異なった理由は、すぐ体を温める必要があった。階段を下るのは膝に負担が掛かるだけで体は温まらない。十四階まで降りた理由は高層階用エレベータの停車階だからだ。
夕方郵便を受け取りに一階に行った帰りに、これも初めての試みで十四階まで駆け上がって、あとはエレベータで上った。今までは二十五階に到着の後、息を整へるために廊下を一周したが、高層階のエレベータの待ち時間と乗ったあとで息が整ふから廊下を一周する必要が無い。往復をエレベータに乗るのと比べて二分間余分に掛かるだけだから、時間も有効利用できる。
昨日は二回この方法を用ゐた。しかし昨日用ゐたのは別の理由に由る。

七月二十一日(金)
二回用ゐた理由はパソコンの調子が悪く、昼休みもずっとパソコンを見守った。そのため昼休みの散歩が出来ず、その代替として昼休み後に、郵便の受け取りと投函で二回階段を登った。
散歩をする理由は、ここ数年血糖値が突然高くなった。上限ぎりぎりなので、食後は散歩をするやうにしてきた。今回をきっかけに、昼休みの散歩は外が暑いので中止し、郵便の受け取りと投函のついでに上る。なかなかよい方法だ。
あとカーディガンを家から持ってきた。寒い時は羽織るやうにした。

七月二十三日(日)
私は冷暖房の強すぎるのには反対だ。ところが暑がりと思はれることが多い。これは夏の外が32度で室内が26度だとする。我が家は28度だから26度は冷えすぎだが外気温との差は6度だ。
冬は外が4度のときに25度にすると温度差が21度だ。これだと暑すぎる。政府が推奨するのは20度だが、これだと寒いと感じる人がゐるので24度くらいまでは私も文句は云はない。25度だと文句を云ふ確率が50%、26度だと100%文句を云ふ。これは当然のことで夏は冷房を26度くらいにすることが多いが、冬に暖房を26度にすると、夏冬同じ温度になる。夏は半袖、冬は長袖。夏は体が熱さに慣れて、冬は寒さに慣れる。それなのに26度に設定したら電気代が無駄だし、健康によくない。(完)

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