二千八百六十三(うた)報道を読んで(小さな会社買収、蓮舫の影響、高級食パン)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
七月二十五日(金)
Presidentのホームページに
300万円で小さな会社を買った人の末路…「大きくして売却して大きな収益獲得」とはいかないワケ
が載った。前文は
(前略)「300万円程で小さな会社を買っても、その途端にもといた数名の従業員が社を去ってしまい、あとには何も残らないという失敗パターンがよくある」という――。
小生はこれを読んで、別のことを考へた。Presidentの結論とはまったく異なるが、経営方針を変へたことが原因では。よその会社を見て「俺なら、かうやるのに」と思ふ人はゐる。しかし性格、人間関係などが絡むから、うまく行かない事が多い。
去るのは従業員だけではない。顧客も去る。それを感じたのは、横浜の鶴見区内に住んだ時だった。個人経営の小型スーパーは、そこそこの客入りだった。ところが不景気が続き、共働きが多くなり駅前スーパーで買ふ人が多くなり、駅から徒歩十分強のスーパーは売り上げが減って行った。
小型スーパーは別の経営者が購入したが、途端に客足が激減した。まづ、じり貧状態だから、そんな店を購入してはいけない。調査不足である。しかしそれより驚いたのは、経営者が変はった途端、客足が途絶えた。これは予想外だった。
経営を引き継ぐときは 社長補佐体験ののち買収を決定すべき 従業員お客様との相性もあり
反歌
経営はまづそのままに少しづつ問題あれば改善が良い
次に、売却狙ひはいけない。ハゲタカファンドではあるまいし、日本ではうまく行かない。買ったら、経営を続けるべきだ。
七月二十六日(土)
デイリー新潮のホームページに
「蓮舫氏で票の底上げ」が大誤算! 立憲民主党が“勝てなかった”根本的理由
が載った。
野田代表は蓮舫氏が立民票の底上げに寄与するとみて、反対論を抑えて擁立に踏み切りました。(中略)得票はおよそ33万票にとどまりました
記事は、立民全体の票には触れなかったが、蓮舫が立候補したことで大きく票が逃げたとみた。
悪名が高き候補者底上げが出来ない上に票が逃げ行く
蓮敗を立候補させ舫(もやい)切れ私鉄総連車両漂ふ
有名と悪名高き似るも反対 氷河期か票が逃げ去り漂流と為す
二番目の歌を解説すると、私鉄総連の組織内候補が、押し出されて落選した。
次は、東洋経済のホームページに
大量閉店“銀座に志かわ”はナゼ140→50店舗に減ったのか?「1000円」でも売れた≪高級食パン専門店≫凋落の必然を社長が激白
が載った。
『銀座に志かわ』を手掛けるOSGコーポレーションは、創業1970年以来、浄水器の製造販売を手掛けてきた大手メーカーだ。(中略)本業で扱ってきた水と、これまで培ってきた取引先とのネットワークを武器に、高級食パンのブランドを立ち上げた。
「『銀座に志かわ』が第1号店を出した2018年秋は、『乃が美』さんの約100店舗を含め、全国で高級食パン専門店は200~300店舗あったかと思います。それから2年4カ月の間で、『銀座に志かわ』は100店舗を達成し、その間に業界全体としても専門店が急増。全国で1500店舗近くあったのではないでしょうか」
ところがブームが去り
『銀座に志かわ』も約140から50店舗前後に、(中略)縮小を余儀なくされる。(中略)高級食パンに限らず、タピオカドリンクや唐揚げ、マリトッツォなど、一過性のブームで終わる事例は多々見受けられる。
新事業 まづは価格と満足度 次に参入難易度 最後一過のブームかどうか
反歌
高級のほかに山型塩バターあんやもろこし期待次々
浄水器の会社が高級パンでは、相乗効果が無いやうに思へる。しかしメニューの多様を見ると、今後に期待が持てる。(終)
メニューへ戻る
うた(一千四百二の二)へ
うた(一千四百四)へ