二千三百三十一(朗詠のうた)百貨店屋上から遊園地が消えた理由
甲辰(西洋未開人歴2024)年
五月五日(日)
百貨店屋上の遊園地が少なくなった理由として、小生は次の二つを考へた。
(1)プラザ合意以降の、人件費が材料費に対する比率の高騰で、採算が合はなくなった
(2)冷暖房完備に慣れた為に、屋外の施設に人気が無くなった
秋津洲中曽根により駄目になる為替変はりが大きく速し

しかしYahooニュースに載ったマグミナスと云ふページには、次のことが書いてある。
ひとつ目の理由として(中略)消防法が改正され、屋上の半分を避難地域として確保することが義務付けられた点が挙げられます。観覧車やジェットコースターといった大型の遊具の設置が難しくなり、魅力が減少し、客足が遠のく結果を招きました。

観覧車やジェットコースターが無い百貨店も多かったから、一概には云へない。
ふたつ目の理由は少子化です。(中略)1974年に生まれた子供は200万人以上いましたが、2023年生まれの子供は(中略)ほぼ3分の1にまで減少しました。

これはあり得るが、郊外大型商店施設の幼児向け施設やゲームセンターは盛況のため、これも一概には云へない。二つ目の補足として
レジャーの多様化や生活スタイルの変化も加わり、家族連れの来客は減少しました。また、バブル崩壊後にステージイベントの開催が激減したこともあり、デパート側に屋上遊園地を維持する意味がほぼ失われてしまったのです。

これはあり得る。
3つ目の理由としては、機材メンテナンスの難しさがあります。(中略)屋内にある機材と比較すると劣化が早く、塗装もしばしば禿げるため、ひんぱんな手入れが必要です。

小生の、冷暖房説とも関係するが、機械の電子化で屋外向きではなくなったか。記事は前半で
2023年の時点で常設の屋上遊園地は松坂屋の大阪高槻店と名古屋店、金沢市の大和香林坊店、松山市のいよてつ高島屋、長崎市の浜屋百貨店の5か所でしたが、浜屋の屋上遊園地は2024年5月6日に50余年の歴史に幕を閉じることとなりました。

蒲田の東急プラザは、屋上に観覧車とステージがある。これだけだと遊園地とは云はないのか。あと、建物内にゲームセンターがある商業施設は多い。機械式の遊園地から、電子式のゲームへ進化した。
あとこの特集を書いて思ひついたが
(3)家族連れは自動車で移動が多いから、大きな駅から歩く百貨店は人気が下がった
この(3)は、プラザ合意で石油価格が大きく下がったから(1)に含める事ができる。(2)も石油価格が下がったため冷暖房完備に慣れたので(1)に含めることができる。つまり一番悪いのは、中曽根であった。(終)

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