千七百八(歌) 二年ぶりにミャンマーのお寺に参詣
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
三月二十日(日)
昨日から明日までの三日間、和光市にあるミャンマーのお寺で、パゴダ建設地を清める儀式が行はれる。たくさんの在日ミャンマー人に交じり、毎日七人くらいづつ日本人も参詣した。私は本日自転車で行った。コロナ騒ぎでずっと行く機会がなかったので道を忘れ、Google地図で経路を調べてから出かけた。
法要は九時半に始まる。私は三十分前に着いた。二人のセヤドー(長老)、信徒代表格のミャンマー人とそれぞれ、「お久しぶりです」と懐かしんだ。
二年経ちミャンマー人が真心で建てたお寺に来てみれば比丘や信徒の懐かしい顔また顔をあちこちに見る

(反歌) 本堂と調理場そして中庭も心を清め功徳(くどく)積む土地
建設予定地は正方形のマスが8×8あり、小さな仏像が祭壇に奉安されてゐる。国内に在住する七人の比丘(一人は日本人)が一人一マスづつ座り、お経を唱へた。次は七人が別のマスに移動し、お経を唱える。終了後は茨城県鉾田市の比丘によるミャンマー語と日本語の説法があった。比丘たちが退出の後に、後方の緑色部分の信徒も退出したが、二人の比丘は法要を続けた。
緑色部分に机を出して昼食ののち、再び法要が始まった。今回は長く、何回も移動した。そのあと、再び鉾田市の比丘によるミャンマー語と日本語の法話があった。それぞれ終了の前に、「アミャー」三唱と「回向」三唱をした。ミャンマー人はどちらも唱へるが、日本人はミャンマー語が分からないので「回向」三唱だけになった。
我々はお寺で功徳積んで復たそれを一切衆生に回向


三月二十二日(火)
南伝の仏道にも儀式がある。それは、読経や受戒や布薩で明らかだ。日本人が間違へやすい点である。今回で云へば、比丘が儀式をすれば土地が清らかになる。つまり戒律を保つ比丘は超能力を持つ。
ここをはっきりさせないと裏切って、ブッダになった、南伝と大乗を超えた、独自の瞑想法を編み出した、などを云ふ人が出てくる。(終)

    お寺敷地の入口に仮設された祝福の門

      緑や白、青の部分は信徒が靴を脱いで座る

私たちが寄進したお花(二万二千円と金額を公表したのに十二万二千円集まり、多額の残金をお寺に寄進できてよかった。一人5000円か3000円として二十五人以上になる。)

      建設予定地8×8のマス

午前の法要終了後多くの比丘と参詣者退出し比丘二人だけ続ける

昼食ののち午後も法要と法話があり、すべて終了後退出される比丘七人

メニューへ戻る 歌(二百四十七の二)へ 歌(二百四十九)へ